Check Flash
USBメモリやSDカードを長年使い続けて、何度もデータの上書きを繰り返していると、調子が悪くなってきます。
これは、USBメモリやSDカードの中の基盤などの精密部品が、静電気の影響を長年受け続けることで、劣化してしまうためです。
そのようなときには、USBメモリなどの状態をチェック可能なソフトが有ると便利です。そのようなときに使えるのがCheck Flashです。
USBメモリやSDカードのエラー診断が可能なフリーソフト
Check Flashとは、SDカードやUSBメモリの内部で起きているエラーが診断可能なフリーソフトです。
誰でも無料で使用可能なのに、信頼性もとても高いソフトです。
Check FlashはSDカードやUSBメモリの劣化状態をチェック可能なだけではなく、正確な情報もチェック可能です。
格安でノーブランドのUSBメモリやSDカードを買った場合には、容量をごまかされていることがあります。
容量のごまかしがあるSDカードやUSBメモリを買わされてしまっても、パソコンなどの素人にはよくわからないことがあります。
不安なときに、Check Flashでチェックしてみると、正確な容量を把握可能なので、ごまかしのあるものを掴まされたかそうでないかを、誰でも簡単にチェック可能です。
Check Flashの使用方法
Check Flashの具体的な使い人は次のとおりです。
チェックするUSBメモリなどのバックアップを取る
Check Flashで状態をチェックすると、USBメモリやSDカードの中身はすべて消えます。消去してはいけないデータが入っている場合には、Check Flashでチェックする前に必ず中身のバックアップを取っておきましょう。
Check Flashのダウンロード
チェックするUSBメモリやSDカードのバックアップができたら、Check Flashをパソコンにダウンロードします。
上記のリンクがCheck Flashの公式サイトです。画面の上の方のバージョン番号が書かれているリンクがダウンロードリンクなので押します。するとZipファイルがダウンロードされます。ダウンロードしたZipファイルを解凍して開きます。
Check FlashでUSBメモリなどのエラーチェック
解凍したフォルダを開いたら、アプリケーションファイルの「ChkFlsh、exe」を押します。
すると、インストールする必要もなく、Check Flashが開きます。
パソコンにチェックするUSBメモリもしくはSDカードのカードをセットします。
「アクセスタイプ」「ドライブ」「アクションタイプ」を設定します。ちゃんとと調べたいのなら、アクセスタイプは「論理ドライブ」もしくは「物理デバイス」を選択することをおススメします。
ドライブは複数のデバイスを接続している場合には、間違えないようにしましょう。アクションタイプは、ちゃんとと調べたいのなら「フルパターン」がおススメですが、時間がとてもかかります。「最小パターン」でもほぼ問題はありません。
「テストの長さ」は通常は「1回」でいいと思います。設定するべき項目が設定できたら「スタート」を押します。
するとチェックが開始されます。チェックには時間がかかるのでちょっと待ちましょう。