Renee File Protector
Renee File Protectorとは、誰かに見られたり盗まれることを防ぐためのファイル保護ソフトです。
特定のファイル・フォルダのみ暗号化・視聴・編集できないようにしたり、隠しファイル化して通常の方法では見つけられないようにすることが可能です。
アンインストールすると暗号化が解除されてしまいますが、アンインストールするのでには事前に設定してあるパスワードが必要なので、勝手にRenee File Protectorがアンインストールされて暗号化を解除されてしまう心配もありません。
Renee File Protectorの導入方法
Renee File ProtectorはReneeソフトウェアダウンロードセンターからダウンロード可能です。
まず最初はダウンロードセンターにアクセスしましょう。
Renee製品ダウンロードセンター - Rene.E Laboratory
ダウンロードセンターにアクセスしたらちょっと下にスクロールして「Renee File Protector」を押します。
しばらく待つとインストーラーがダウンロードされるので、ダウンロードが終了したら起動してください。
起動するとセットアップ時に使用する言語の選択画面が表示されるので、日本語を選びて「OK」を押しましょう。
セットアップウィザードが開始されるので中央の「インストール」を押しましょう。
インストール先を変更する必要はありません。そのままインストールしましょう。
デフォルトではデスクトップ上にショートカットアイコンを作成する設定になっているので、ショートカット作成したくない場合はチェックを外しておきましょう。
インストールが終了すると、この画面になります。「Renee File Protectorを実行する」を押します。
Windows10の再起動を求められるので、再起動をかけるようにしてください。
再起動せずに使い続けることは可能ですが一部機能が制限される可能性があります。Windows10の再起動が終了したらインストール終了です。
Renee File Protectorの使用方法
ここからはRenee File Protectorを利用してファイルやフォルダを暗号化・保護する方法などを説明していきます。
初回起動時
初めて起動したときはライセンスキー登録画面が表示されます。
ライセンスを購入していない場合は「試用」を押すことで体験版のまま続行可能です。
パスワードを設定する画面
次にRenee File Protectorでファイルやフォルダを暗号化するときに使用するパスワードを設定する画面が表示されます。
体験版では"123456"しか設定できないので、"123456"を記入しましょう。メールアドレスも必ず設定しておいてください。
暗号化解除用のパスワードを忘れた場合、メールアドレスを利用してパスワードを再取得するのでメールアドレスの設定を忘れると暗号化を解除できなくなります。
これでRenee File Protectorの初期設定が終了しました。
スポンサーリンク
暗号化する
Renee File Protectorの管理ウィンドウからファイルやフォルダを暗号化することが可能ですが、そちらの方法よりも実ときに暗号化したいファイルを右押して暗号化する方が簡単です。
暗号化したいファイルもしくはフォルダを右押し、「Renee File Protector」->「exeに暗号化」を選びます。
設定するパスワードを記入します。こちらは体験版でも好きなパスワードを設定可能です。
するとexeファイルが生成されます。
このexeファイルが暗号化されたファイルで、パスワードがわからない人はファイルを開けないようになっています。
暗号化されたexeファイルをクリックするとパスワード記入を求められ、正しいパスワードを記入できれば暗号化元のファイルが複合されて、アクセス可能なようになります。
書き込みできないようにする
パスワードを知ってる人以外書き込みを禁止する方法が用意されています。
書き込みを拒否したいファイルを右押し、「書き込みを拒否」を押しましょう。
Renee File Protector初回起動時に登録したパスワードを求められるので記入して「OK」を押します。
これでパスワードを知ってる人以外は上書きを含む書き込みができなくなりました。
読み書き両方できないようにする
書き込み以外にも読み取りもできないようにする(見ること不可)ことも可能です。
重要なファイルは読み書き両方を禁止してアクセスを厳重に管理するといいと思います。
これで読み書き両方が制限されます。ファイルの見た目こそ変わりませんが、実ときに開こうとするとパスワードを要求されるようになります。
まとめ
Renee File Protectorの開発元企業が中国ということもあり、安全性に懸念を示している方が少なからずいます。
また、体験版の場合はパスワードが固定化されてしまうためそもそものセキュリティ性能に難があると考えている方もいるようです。ですがそれはあくまで無料体験版の話であり、有料版を利用している方の評価は上々です。
Renee File Protectorはシェアウェアであり無料版は体験版としてのポジションですので、使い勝手に気に入ったのであれば正式版を購入するようにしましょう。価格もそこまで高くありません。