楽天ペイで導入可能な決済方式
楽天ペイとは国内大手の楽天が運営しているキャッシュレススマホアプリです。
専用のカードリーダーと楽天ペイアプリを導入するだけで、クレジットカードや電子マネー支払いを導入することが可能です。
楽天ペイで導入可能な決済方法は大きく分けて2つ存在します。どっちも決済手数料は同じです。
どっちの支払い方法にするかはお客様が選ぶことになるので、店舗側としては両方の決済方式を用意しておくと安心です。
ここでは楽天ペイの導入方法について解説します。
楽天ペイの導入方法
「楽天ペイ」を導入するにはまず楽天ペイ加盟店への加盟が必要になります。
楽天ペイに加盟店登録の申し込みをしてから実ときに導入可能なまで3営業日~2週間ほどかかり、カードのブランドによっては審査結果が3~4営業日で通知されます。
ではこれから楽天ペイの導入方法を解説します。
導入を検討しているので、サービス概要や導入までの流れなどを教えてください。 | 楽天ペイ(実店舗決済): よくある質問
加盟店申請
まず楽天ペイ加盟店サイトから加盟店申請を行いましょう。
以下のサイトの専用のフォームに必要情報を記入しましょう。
楽天ペイ(実店舗決済): スマホで導入カード決済・アプリ決済(店舗様向けサイト)
必要書類の提出
楽天カードの会員でない場合は、個人事業主の場合は本人チェック証、法人の場合は法人のチェックが可能な資料が必要です。本人チェック資料のアップロードを行いましょう。
必要書類は楽天カードの会員である場合は不要ですので導入がおススメの人と言えます。
加盟店審査
加盟店審査は楽天の審査以外にもクレジットカード会社や電子カード会社も審査を行います。
審査機関は多いですがどこも2週間以内に合否通知が来るようです。
無事に審査を通過し登録が終了すると結果のメールが届きます。
楽天ペイの導入
楽天ペイの導入方法は「QRコード決済」と「カード決済」の2種類があります。
「QRコード決済」は専用の端末が不要なので導入コストが安く抑えられる点が大きなメリットです。
「カード決済」は専用リーダーが必要になりますが、簡単にキャッシュレス決済を導入してみたい人は楽天ペイ導入がおススメの人と言えます。
楽天ペイを導入するメリット
ではここで楽天ペイを店舗に導入するメリットを見ていきましょう。
お客様に付与されるコツは楽天が負担
楽天ペイは楽天コツが使用可能なという大きなメリットがあります。
アプリ決済で付与される楽天コツは店舗側が負担するものではなく、サービス提供者の楽天が負担するので、加盟店は決済手数料(3、24%)のみで導入することが可能です。
決済時に全部コツで支払いがあっても店舗側にはちゃんとお金が振り込まれるので安心です。
色々な決済方法に対応
楽天ペイ最大のメリットとして決済可能な手段が多いという特徴が挙げられます。
専用カードリーダーを導入すれば、スマホ決済以外にもクレジットカードや電子マネーにも対応可能です。
クレジットカードは他サービスでも支払いが可能ですが、SuicaやPasmoなどの電子マネー、楽天Edy、Google PayやApple Payなど、日本以外にも海外でも使用されている決済アプリを使用可能な点は、他と比較しても国内大手の中でも随一です。
楽天ペイを導入するデメリット
次に楽天ペイを導入するにあたって気になるデメリットをチェックしておきましょう。
スタッフがスムーズに使えるように講習する必要がある
楽天ペイは導入コストが低く、振込手数料も無料でとてもメリットが多いですが、悪い面としては導入のときの店舗スタッフへの用意が必要な点が挙げられるかもしれません。
いざ楽天ペイを導入しても現場で楽天ペイを使いこなせなかったら意味がありませんので、店舗スタッフへの講習を行うことが大事です。事前に店舗スタッフへアプリの使用方法や困った時の対応方法をきちんと講習しておきましょう。
振込先が楽天銀行以外の場合手数料がかかる
さらに楽天ペイのデメリットとしては、楽天銀行以外の銀行への入金は手数料210円がかかる点が挙げられます。
他サービスと比較すると、エアペイやスクエアは入金手数料が無料なので、楽天銀行を所持していなければ大きなデメリットになります。
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お客様の使用額に上限が設定されている
楽天ペイではお客様に以下3つの使用上限が設けられている点がデメリットと言えるかもしれません。
1回の使用額は50万円以下であること
登録されているクレジットカードの使用枠内であること
コンビニでは1回の使用額は4,000円以下であること
楽天ペイがこの3つの使用上限を設定している理由としては日々の決済に使用して欲しいという狙いがあります。
もし店舗で高額商品を扱っている場合はお客様が使用可能な金額であるかをチェックすることをおススメします。
アプリ決済に非対応の業種がある
楽天ペイでは特定の業種に対して「アプリ決済」の使用を禁止しています。
以下の業種に該当する場合は導入するかを検討した方が良さそうです。このようにアプリ決済に非対応の業種がある点はデメリットとして挙げられます。
登録している業種が「画廊」「時計」「アクセサリー・宝石・貴金属」「陶磁器・ガラス・クリスタル」「美術品(美術、骨董品)」「美術品(古銭、切手)」の場合はアプリ決済を使用することが可能でせんので気を付けてください。
回数券、前払いには対応していない
楽天ペイではその都度の支払いのみに対応しているため、回数券や前払いには使用できない点がデメリットと言えます。コンサートチケットや航空券など未来に使用するものに対して費用を払うものには非対応となっています。
楽天ペイと他サービスの比較
ではメリットとデメリットをチェックした上で、楽天ペイと他サービスを比較し導入すべきかどうかを検討してみましょう。
QRコード決済の中では普及率が断トツに高い
キャッシュレスアプリは色々な会社からサービスが提供されていますが、導入するなら他サービスと比較して普及率の高いサービスを選びたいところです。
楽天ペイの普及率は他サービスと比較して、QRコード決済の中で1位であり加盟店数は約120万ヵ所以上(楽天Edy導入店も含む)とされています。この点においても楽天ペイの導入はおススメです。
決済手数料が業界最低水準
楽天ペイの決済手数料は業界最低水準と呼ばれています。以下は決済手数料以外にも、初期費用や月額資料量などその他の手数料を他サービスと比較した一覧ですので参考にしてください。
初期費用 | 月額使用料 | 決済手数料 | 入金時手数料 | |
楽天ペイ | 18,800円 | 0円 | 3、24%~3、74% | 0円~210円 |
Airペイ | 19,800円 | 0円 | 3、24%~3、74% | 0円 |
Square | 7,980円 | 0円 | 3、25%~3、95% | 0円 |
Coiney | 19,800円 | 0円 | 3、24%~3、74% | 0円~210円 |
Times Pay | 25,000円 | 1,500円 | 3、24%~3、74% | 0円 |
楽天ペイの決済手数料は3、24%ですが、ダイナースクラブなどの一部のカードブランドは決済手数料が3、74%です。ここで楽天ペイを導入しておくと、顧客は積極的にVISAやMasterCardで支払いをしてくれるようになると思います。
VISA・MasterCard・楽天カードでの決済であれば決済手数料は3、24%で済むので、カード決済手数料の削減に貢献します。
さらにクレジットカード決済導入メリット以外にも、他サービスと比較して楽天ペイを導入することは「顧客側にも1、5%のコツ還元がある」という大きなメリットもありますので、売上アップや集客効果の向上が期待可能なと思います。
楽天ペイを導入した人の口コミ
では楽天ペイを導入した人の口コミについて見ていきましょう。楽天ペイ導入に関して色々な口コミが見られますが、良い口コミ、悪い口コミと両方見て導入を検討してみると良いと思います。