「回復環境が見つかりません」
Windows10のパソコンで、OSの初期化・リフレッシュを行おうとした際に「回復環境が見つかりません」と出てしまったことはありませんか?これは、回復環境が無効化されているときに該当メッセージが出ます。
このときは回復環境を有効にするか回復ドライブを使用しましょう。
「回復環境が見つかりません」の対処法
回復ドライブを使用する
Windows10の回復ドライブメディアが手元にあれば、メディアを使用することでWindows10を再インストールすることができます。回復ドライブは予め作成しておく必要がありますが、用意しておけば不測の事態に対応できるので時間の余裕がある時に作成しておくことをおススメします。
回復ドライブの作成に必要なものは、32GB以上のUSBメモリだけでOKです。下記リンク先の記事にて、回復ドライブの作成方法をご説明していますのでぜひご覧ください。
回復環境を有効にする
回復環境がないときは、コマンドプロンプトから回復環境を有効にすることができます。
デスクトップ画面左下のスタートボタンを押してスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを開きます。「コマンドプロンプト」を右押して「管理者として実行」から起動しましょう。
コマンドプロンプトが管理者権限で起動するので、「reagentc /info」コマンドを記入してEnterキーを押しましょう。
画像のように、Windows回復環境の情報が出ます。
「Windows RE の状態」が「Disable」になっているときは回復環境がありません。
回復環境がないときは、「residec /enable」とコマンドを記入してEnterキーを押しましょう。
これで回復環境が作成されます。residec /enableコマンドの作業時間は長くかかるので、パソコンをしばらく使わない時に行うことをおススメします。「REAGENIC.EXE:操作は成功しました。」と出れば作業終了です。