ルーターで「ブリッジモードへの切り替えを推奨します。」と表示される
パソコンからNECやAtermのルーターの設定画面にログインしたときに、「ブリッジモードへの切り替えをおススメします。」と表示されたことはありませんか?この表示は一体何のことだか分からないという方もいらっしゃるかと思います。
これは、ルーターが2つ以上ある環境で起きるトラブルです。基本的にルーターは複数の機器をインターネット接続するのでの機器で、ルーターが各機器に対してIPアドレスを割り当てることでインターネット接続が行えるようになっています。
しかし、ルーターが2台ある環境だとどっちのルーターもIPアドレスを各機器に割り当てようとしてしまうため設定エラーが起きてしまい、インターネット接続ができなくなってしまう可能性があります。
ルーターで「ブリッジモードへの切り替えを推奨します。」と表示される場合の対処法
ブリッジモードに変更する
ブリッジモードへの切り替えを推奨します。」と表示される場合の対処法ですが、そのまま接続をブリッジモードに変更することをおススメします。
上記で説明しているように、ルーターが2つ存在していると各機器がインターネットに接続できなくなってしまう可能性があるため、ブリッジモードに変更して片方のルーターのルーター機能をオフにすることで対処することが可能です。
「ルーター機能がオフになった」側のルーターは、そのままLANケーブル接続ポートを増やすハブとして使用することが可能です。
放置する(DHCP・DNS設定が可能な人向け)
「ルーターの設定画面に一切アクセスすることがない」・「DHCPとDNSの設定を行うことが可能な」・「ポート開放を行う必要がない」という前提であれば、ブリッジモードにせず放置したままでも問題はありません。
ただDHCP・DNSの設定が可能なユーザーに当てはまることなので、基本的にはブリッジモードに変更したほうがトラブルを防ぐことが可能なと思います。
各機器のDHCP・DNSの設定はルーターの設定画面より行います。ルーターごとに設定方法が異なるので、使用しているルーターのメーカーの説明書・ホームページから設定方法をチェックしましょう。