Google Fit
健康や運動に気を遣う人は健康管理アプリを使用したことがある人も多いかもしれません。AndroidやiPhoneなどのスマホでも色々な健康管理アプリやフィットネスアプリがあります。
数ある中の健康管理アプリの一つであるGoogle Fitをご解説します。Google Fitアプリとは、インターネットなどでもよく目にするGoogleが提供しています。
2014年に開発されたGoogle Fitは、元々はAndroid版しかありませんでした。Android版は、Google Playからダウンロード可能です。
2018年8月にアメリカ心臓協会と世界保健機関が協力した大型アップデートが行われ、更にiPhoneユーザーでも使えるようになりました。iPhone版は、App Storeからダウンロード可能です。
Google Fitの「ハートポイント」
Google Fitアプリのハートポイントとは、Google Fitアプリの独自のシステムになっています。Google Fitアプリに搭載されている通常の運動モードの時には、通学や通勤・家事などの普段の生活の中のすべての動作が記録されます。
そしてもう一つの強めの運動というのがハートポイントのことで、通常の運動とは異なるカテゴリの運動をした時に計測されるようになっています。
健康維持の目標値に沿う運動をするのでの機能
Google Fit「ハートポイント」の特徴
Google Fitアプリの特徴とは、アメリカ心臓協会と世界保健機関が健康の為に示している目標値が設定されています。
運動時間とハートポイントの2つの管理機能で、健康管理と運動管理をすることで健康増進を目的にGoogle Fitアプリは使用されています。
主な特徴
では、Google Fitアプリの主な特徴とは何かご説明していきます。
Google Fitアプリでは、設定した目標値の達成や進捗状況を一目でチェック可能なようにウィジェット機能が付いています。
移動した歩数や距離のカウント・カロリーの消費率などが円グラフで表示されているので、目標値に達成するまでにも今自分自身自身でどのくらいの運動をしているのかを見てチェックすることが出来ます。
Google Fitアプリは、今までに運動したり活動をしたデータをタイムライン形式で見ることが出来るようになっています。過去のデータを見るには、Google Fitアプリのメイン画面に下中央のノートのようなマークを押します。
ノートのようなマークを押すと、日誌が出てきて今までに記録されたものが見れるようになります。そして、この画面の右下の+マークを押すと、日ごろの運動量の記録や体重管理・健康管理などが記入可能なようになっています。
毎日の運動などをGoogle Fitアプリで記録していくと次からの運動のプランが立てやすくなります。
外部アプリと連携して記録の管理が可能
Google Fitアプリは外部アプリとの連携も出来るようになっています。iPhone専用のWear OS by GoogleアプリやAndroidではAndroidスマートフォンセンサーとの連携も可能です。
外部アプリとの連携をすることでウォーキングやランニング・サイクリングなどの運動データが心拍数を元にGoogle Fitアプリで保存されるようになっています。そして移動したルートや距離までもがGoogle Fitアプリに連携されるのも特徴の一つです。
Googleアカウントで管理するので同期しやすい
Google Fitアプリとは、Googleが提供しているアプリなのでログインするのにGoogleのアカウントが必要になってきます。
Google Fitアプリで記録された健康管理や運動の管理データなどは、Googleのアカウントで一括管理される仕組みになっています。Googleアカウントを所持していない人は、アカウントを作成する必要があります。簡単にアカウントの作成のやり方をご解説します。
アカウントの作成は、iPhoneやAndroid端末でも可能です。ここではパソコンを使ったアカウントの作成のやり方をご解説します。Googleを開き右上にあるログインを押します。
Googleのログインをクリックすると、ログイン画面が表示されます。画面の左下にあるアカウントの作成を押します。
アカウントの作成をクリックすると、名前やGmailアドレス・パスワードを記入する画面になるので情報を記入して次へを押します。次へをクリックすると2段階認証の設定が表示されるので後は画面に従ってアカウントを作って終了させます。
Googleアカウントは無料で簡単に作ることができ、色々なアプリなどでも使えるので作っておいても損はないです。
事前設定
Googleのアカウントを登録しておくと、Google Fitアプリを開いたときにGoogleのアカウントでログインすることが出来ます。Google Fitを起動した後の事前設定のやり方をご解説をします。
事前設定のやり方
Google Fitアプリの基本情報の設定から運動量のチェックのやり方などご解説します。
基本情報を登録する方法
Google Fitアプリを起動して右下にある人型のマークを押します。この人型のマークはプロフィールのマークになっています。
プロフィール画面を開くと、アクティビティの目標値が出てきます。初期値では、毎日通常の運動が60分・強めの運動がアメリカ心臓協会がおススメしている10コツに設定されています。毎日の自分自身自身の運動量に合わせて目標値を変更することが出来ます。
アクティビティ目標の下の基本情報を設定します。基本情報の項目は、性別・生年月日・体重・身長を記入して設定するようになっています。体重は記入しておくことをおススメします。間違っても後から変更することも可能です。
1日の歩いた歩数や時間をチェックする方法
1日に歩いた時間や歩数をチェックしたいときには、Google Fitのメイン画面の円グラフでチェックすることが可能です。
Google Fitのメイン画面を下方向にスクロールすると、棒グラフで運動データが表示されているので棒グラフでのチェックも簡単に出来るようになっています。
計測
Google Fitでハートポイントを獲得するにはどうしたらいいのかをご解説します。
「
「ハートポイント」で計測していること
Google Fitでハートポイントの強めの運動で計測しているものは、ランニングなどの運動をおススメしています。
ウォーキングは、強めの運動にはならないのでハートポイントは獲得可能でせん。早歩き以上の動作をする運動をすることで、ハートポイントが獲得可能な仕組みになっています。
変換
ハートポイントに変換するにはどうしたらいいのかご解説します。
運動をコツに変換するやり方
Google Fitは、METs(運動の消費カロリー)で運動量をハートポイントに変換しています。激しい運動をするとボーナスポイントがもらえます。
1分間に3、0~5、9METsの運動をするとハートポイントは、1ポイントもらえます。更に1分間に6、0METs以上の運動をすることで2ポイント獲得することが出来るようになっています。
おススメの運動時間とは?
アメリカ心臓協会がおススメしている目標の運動量は、150分間となっています。1分間に1ポイント獲得可能なので、週5日間で1日に付き30分運動をすれば、アメリカ心臓協会がおススメしている150分間の運動が出来ます。
アメリカ心臓協会がおススメしている150分間の目標とは、心臓病のリスクを下げる・睡眠改善などの効果などが見込めるということでおススメしているようです。
目標値の変更
ハートポイントの目標値は、変更することも出来ます。初期値のままでは目標値が低い・高いという人はここで変更してみて下さい。
「ハートポイント」の目標値の変更やり方
Google Fitをダウンロードやアップデートすると、ハートポイントの1日の初期値が10コツに設定されています。この数値のままだとアメリカ心臓協会がおススメしている基準の運動時間を満たすことが出来ません。
しかし毎日の長時間の運動が難しい人は、初期値のままで始めるのもいいかもしれません。自分自身に合ったペースに変更するといいです。
目標値を変更するには、Google Fitのプロフィール画面を開きます。プロフィール画面を開くとアクティビティの目標の通常の運動の下にあるハートポイントを押します。
アメリカ心臓協会がおススメしている150ポイントの運動をしたい場合は、1日の目標値を22ポイントに設定するといいです。
時間や体力に余裕があれば目標値を高めに設定して、自信がなければ低めに設定して無理のないように運動をして下さい。Google Fitに慣れてきたら目標値をちょっとずつ上げて行くといいです。
アプリ連携
Google Fitは、他のフィットネスアプリやウィジェット機能と連携をすることが出来ます。Google Fit以外のフィットネスアプリとの接続の方法は、アプリによっても変わってきます。一般的な連携の方法をご説明していきます。
ウェアラブル端末連携
Google Fitは、スマートウォッチなどのウェアラブル端末との連携も可能です。ウェアラブル端末はどういうものなのかや連携のやり方を簡単にご解説します。
ウェアラブル端末
ウェアラブル端末は、ノートパソコンやスマホのように端末を携帯するものではなくスマートウォッチなどの身に着けるタイプの端末となっています。
一般的には、Apple WatchやAndroidスマートウォッチが有名になっています。端末を身に着けているだけで体の動きや心拍数なども細かく計測してくれます。
1回身に着けたら使う時の操作や持ち直しもする必要がないのが特徴になっています。最新で安心安全で簡単に使える機器として注目されています。