Windows10のラウドネス等化
Windows10で音楽を聴いたり、YouTubeなどで動画の見ることをすると音が小さくて聞きにくいことがあります。
特に、YouTubeでは、動画によって製作者によって設定されている音量が大きく異なるために、YouTubeとWindows10の音量をどっちも最大にしても、音が聞き取りにくくて困ることがあります。
そのような時におススメなのがラウドネス等化をオンに設定することだと呼ばれています。
確かにラウドネス等化には聞き取りづらかった音を聞き取りやすくするメリットもあります。
しかし、逆にデメリットも感じている方が多いようです。
ここでは、ラウドネス等化とはどのようなもので、どのようなデメリットがあるのか詳しく解説します。
ラウドネス等化のメリットデメリット
ラウドネス等化にはデメリットが多いという声がありますか、メリットを感じている方もいます。
こちらでは、ラウドネス等化のメリットとデメリットについて両方お伝えします。
メリット
ラウドネス等化のメリットは次の通りです。
デメリット
ラウドネス等化にはデメリットもあります。どのようなデメリットを感じる人が多いのかお伝えします。
サウンドのバランスが崩れることがある
音楽では、音量の微妙なバランスを調整することで、絶妙なサウンドを作り上げている作品が多くあります。
サウンドにこだわった作品を聴くときに、ラウドネス等化をオンにしておくと、音の絶妙なバランスが崩れて、音がガタガタに聞こえてしまうことがあります。サウンドを作り込んでいる音楽作品を聴くときには、ラウドネス等化はオフにしたほうがいいと思います。
FPSでは音の角度がわかりにくくなる
FPSでも、ラウドネス等化をオンにすることでメリットを感じる方がいます。
FPSでは、ラウドネス等化をオンにしておくと、音の角度が分かりにくくなり、敵がどの方向から狙ってくるのか、感じ取れなくなりがちです。
FPSをプレーするときには、ラウドネス等化をオンにするメリットとデメリットのどっちが自分自身にとって大きいか見極めたほうがいいと思います。
ラウドネス等化の設定方法
ラウドネス等化のオンとオフをWindows10で設定する方法をお伝えします。
まず最初は、Windows10の「設定」を開いて「システム」>「サウンド」>「サウンドコントロールパネル」と押します。
サウンドコントロールパネルが開いたら、「再生」のタブでラウドネス等化を設定したいスピーカーもしくはヘッドホンを右押して「プロパティ」を開きます。
スピーカーもしくはヘッドホンのプロパティを開いたら、「拡張」もしくは「Enhancements」のタブを開きます。すると「ラウドネス等化」があるので、そちらのチェックを入れればオンに、外せばオフになります。
筆者のパソコンではなぜか「拡張」のタブが英語表示になっていて、ラウドネス等化は「Loudness Equalization」となっています。通常は日本語表示で同じ場所に「ラウドネス等化」とあります。
ラウドネス等化を設定したら「OK」をクリックすると、設定が反映されます。