「システムUI調整ツール」
Androidスマホには、隠し設定の一つとして「システムUI調整ツール」というものがあります。
システムUI調整ツールとは、名前の通りにUI(ユーザーインターフェース)の調整を行うことが可能で、全体的なデザインを変更したり、クイック設定ツールやステータスバーのカスタマイズ・システムアイコンのオン・オフの変更などを行うことが可能です。Android6、0以降のAndroidスマホで設定することが可能となっています。
システムUI調整ツールは「一部の方のみお楽しみいただける限定公開ツール」と表示されており、XperiaやNexusといった機種ではすぐに実行可能なものの、Aquos・Galaxy・Zenfone・Huawei製Androidスマホでは特定の方法を使わなければ操作できないといった気を付ける点があります。
ここでは、Androidスマホのデザインをカスタム可能な「システムUI調整ツール」を表示する方法をご説明していきます。
「システムUI調整ツール」を表示する方法
それでは、システムUI調整ツールを表示する方法を説明します。特に何もしなくてもシステムUI調整ツールが使える場合の方法と、特定の設定を行わないとシステムUI調整ツールが使えない場合の2種類からご解説します。
機能が使える端末でシステムUI調整ツールを表示する方法
システムUI調整ツールの機能が使える端末で出しる方法はとても簡単です。ホーム画面の上部を下にスワイプしてクイック設定ツールを出したら、設定アイコンを押して長押ししましょう。すると、「システムUI調整ツールを設定に追加しました」とメッセージが表示されます。
後は設定を開き、「システム」を押してシステムの項目一覧を出してみると「システムUI調整ツール」が出現しています。これを押すことでシステムUIの調整が行えます
通常では表示できない端末でシステムUI調整ツールを表示する方法
最初に解説した通り、Aquos・Galaxy・Zenfone・Huawei製Androidスマホなどの特定の機種や、Android8、0・Android9、0では通常の方法を試してもシステムUI表示ツールに関するアナウンスが表示されないので、「この機種ではシステムUIは出ない」と思ってしまう方も多いです。
ですが、こういった通常の方法では表示できない端末でもシステムUI調整ツールの機能自体は搭載されています。アクセスする方法が用意されていないだけなので、自分自身自身でシステムUI調整ツールにアクセスするのでの設定方法をご解説します。
まず最初はGoogle Playストアから「ショートカット+(色々なアクションを実行)」アプリをダウンロード・ダウンロードしましょう。下記リンクからPlayストアのショートカット+のページにアクセスすることができます。
ショートカット+ (様々なアクションを実行) - Google Play のアプリ
ショートカット+の初回起動時には、プライバシーポリシーが表示されます。よく読んだら右下に表示されている「承諾する」を押しましょう。
ショートカットメニューの「アクティビティ」を押しましょう。下に書かれている「動作保証しません。自己責任でお願いします。」という説明文の通り、各種システムなど通常では操作できないものも表示されるので操作には十分注意しましょう。
※アクティビティの表示には時間がかかることがあります。「Loading、、、」と表示されるので、読み込みが終了するまでしばらく待ちましょう。
アクティビティの一覧が表示されるので、右上の検索ボタンを押して「システムUI」・「デモモード」・「システムUIデモモード」と記入して検索してみましょう。機種によってこの名称が微妙に異なることがあるので、検索でうまく表示できなかった場合はスクロールさせて直接探してみるのもありです。
基本的には「デモモード」と書かれている項目がシステムUI調整ツールの項目なので、見つけたら押しましょう。
操作メニューが表示されるので、「起動してみる」を押しましょう。
これで、無事にシステムUI調整ツールを起動することが可能でした。「ステータスバー」からステータスバーの各種アイコンの表示を切り替えたり、「おやすみモード」ではおやすみモードの動作について設定することが可能です。
一番下に書かれている注意文の通り、Androidのバージョンによっては機能がオミットされることなどもあるという点には注意しましょう。