RTFファイルとは?
文書ファイルの形式の一つに、「RTFファイル(、rtf)」というものがあります。RTFファイルとは、「Rich Text Format(リッチテキストフォーマット)」といい、1987年にマイクロソフトが開発したファイル形式です。一般的なワープロソフトで読み書きが可能な形式となっています。リッチテキストドキュメントと呼ばれることもあります。
RTFファイルの特徴
RTFファイルは、メモ帳などのテキストエディターで使用されるプレーンテキストとは違い、フォントの指定が可能なほか、文字の大きさ・色・太さ・画像の挿入と表示・文字の左右、中央揃え・表の挿入・箇条書きなどのレイアウトを行うことが可能です。
docファイルとの違い
RTFファイルとdocファイルの違いについて気になる方もいらっしゃるかと思います。上記の説明の通り、RTFファイルはリッチテキストファイルです。docとはWord用の文書ファイルとなっています。RTFファイルはワードパッドなどのアプリケーションでも開くことが可能です。一方、docファイルはWordでないと開くことができないことが大半です。
RTFファイルはワードパッドなどで開けるほか、Wordでも開くことが可能です。
RTFファイルをdocに変換する方法
それでは、RTFファイルをdocファイルに変換する方法を説明します。まず最初はWordを起動して、ウィンドウ左上の「ファイル」を押しましょう。
ホームウィンドウが表示されるので、左側メニューの「名前を付けて保存」を押しましょう。
名前を付けて保存画面が表示されるので、「その他の場所」項目の「参照」を押しましょう。
ファイルの保存ダイアログボックスが開きます。「ファイルの種類」がリッチテキスト形式(、rtf)になっていますが、押して「Word97-2003文章(、doc)」を選びましょう。
するとファイル名の後ろに付いている拡張子が、docに変わるので、保存することでRTFファイルをdocファイルに変換することが可能ですよ。