ブラウザのGoogle Chremeでタブグループ機能を使用できることは知っていますか?
タブグループとは、関連性のある複数のタブを1つのグループとしてまとめ、管理しやすくしたり、視認性を高めるための機能です。
特にたくさんタブを開いてしまって、どこになんのタブがあるかわからなくなってしまう方にはめちゃくちゃ有益な機能と言えます。
タブのグループ化機能は正式に使用できる機能ではないので基本は無効になっているのですが、誰でも簡単に有効化することができます。
そして使い方も非常に簡単で、すぐに使いこなせるようになるはずです。
今回は、Chromeのタブグループ機能を有効にする方法と使い方を説明していきます。
Chromeでタブグループ化を有効にする
Chromeを最新版にアップデート
まずChromeを最新バージョンにアップデートします。5月25日現在の最新バージョンは「8・0.410・61」です。
Chromeのトップ画面で、右上の「メニュー」→「設定」と進みます。
左側のメニューから「Chromeについて」をクリック。
すると以下の画面が出て、Chromeが自動的にアップデートされます。「Google Chromeは最新版です」と出ればアップデート終了です。
「chrome://flags/」にアクセスしてタブグループを有効にする
Chromeのアップデートが終了したら、タブのグループ化を有効化していきます。
まずchrome://flags/にアクセスして、上部の検索欄で「タブ」と検索してください。
検索した後、少し下にスクロールすると「Tab groups」という項目があるので、右側の「Default」をクリック。
プルダウンされたメニューから「Enabled」を選びてください。変更すると画面下部にChromeの再起動を促すポップアップが出るので「Relaunch」を押して、Chromeを再起動します。
Chromeが再起動をされたら、タブグループの有効化は終了です。
Chromeでタブをグループ化する方法と使い方
Chromeのタブグループでは以下のようなことができます。
新規のタブグループを作成
タブグループに名前や色を付けてカスタマイズ
既存のタブグループに他のタブを追加する
タブグループからタブを消去する
タブグループを閉じる
色々ありますが特に、タブグループに名前や色を付けて管理しやすくできるのが最大の魅力です。
新規のタブグループを作成する
Chromeで新規のタブグループを作成する時は、タブを右クリック→「新しいグループに追加」を選択。
すると以下のように、タブが白い線で囲まれ、左側には白い丸が出るようになります。以上でグループの作成は終了。
後は他のタブを右押して「既存のグループに追加」から作成したタブグループに他のタブをサクッと追加できます。
あるいはタブを押した状態で左右にスライドし、色のついたグループの近くまで持っていくことでもタブをグループに追加できます。
複数のタブがグループに追加されると、グループ化されたすべてのタブの下に色のついた線が出、グループが一目瞭然になるというわけです。
もちろんタブのグループは複数作成することができですよ。
タブグループに名前や色を付ける
白い丸を押すと、タブグループに名前を付けたり、線と丸の色を変えたり、グループを解除したり、閉じたりなど色々なカスタマイズを加えることが可能です。
以下の画像は色を緑に変更してスケジュールという名前を付けた様子。元々白い丸だった部分と線が緑色になり、スケジュールと名前が出ていますね。
複数作成したタブグループにそれぞれ異なる色と名前をつけることで、どこになんのタブグループがあるのかが一目瞭然となリます。
またタブグループの名前に絵文字を使用して、短く視覚的にわかりやすい表記にすることも可能です。
ちなみにChromeにはタブのグループを記憶しておく機能はありません。なので、一度グループを解除したり閉じてしまうと名前や色を含め、もう一度タブグループを作り直すことになるので気を付けてください。