iPhoneをPCに接続しても認識しない原因、対処法!【感知しない、iPad、USBケーブル、不具合】

スポンサーリンク

iPhoneのドライバー

f:id:rick1208:20200623000551p:plain
iPhoneをパソコンに接続しても、パソコンが感知しないことがあります。

この原因はドライバーというパソコンのソフトです。

iPhoneをパソコンに接続すると、パソコンのドライバーが起動して、iPhoneをパソコンに認識させるのですが、これが正常に働かない状態になっているのです。

iPhoneをパソコンに認識させるためのソフトウェア

f:id:rick1208:20200623000543p:plain
iPhoneiPadなどのiOSをパソコンに接続すると、パソコンにない機能や動作が追加されるのですが、その追加された機能をパソコンの機能に繋げて、使えるようにするのがドライバーの役割です。

ドライバーがないとiPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続しても、パソコンとiPhoneの機能が繋がらないのでiPhoneに関する操作がパソコンでできないのです。

iPhoneとパソコンを接続するのでに必要なドライバーは、Apple Mobile Device Support(略してAMDS)です。AMDSは自動的にダウンロードされるドライバーです。もしAMDSが正常に機能しない場合は消去してから、再ダウンロードしましょう。

初めてiPhoneをパソコンに認識させる方法は?

f:id:rick1208:20200623000522p:plain
パソコンとiPhoneをはじめて接続するときは、認識させるための用意が必要です。ここからは、パソコンにはじめてiPhoneを接続するときの認識させる用意手順を説明していきます。

手順

f:id:rick1208:20200622235624p:plain
パソコンとiTunesを接続する前に、iTunesをパソコンにダウンロードする必要があります。最新版のMacならもともとiTunesがダウンロードされているので、スタートメニューから探しましょう。

iTunesのダウンロード

f:id:rick1208:20200623033010p:plain
Appleの公式サイト内にあるiTunesのページから、iTunesを安全にダウンロードすることが可能です。画面右上の青い「ダウンロード」ボタンを押します。
f:id:rick1208:20200623035012p:plain
次の画面であなたが使用しているパソコンのOS版のiTunesを、ダウンロードするボタンを押します。あとは流れに沿ってダウンロードを進めていけば、無料で終了します。

iTunesをダウンロードするときに、自動でAMDSもダウンロードされます。これらのダウンロードには、パソコンの再起動もiPhoneの再起動も必要ありません。

f:id:rick1208:20200623035021p:plain
iTunesをすでにパソコンにダウンロードしてある場合は、ダウンロード画面に「このアプリを所有しています」という文章が表示されるので、ダウンロードする必要はありません。

また今後iPhoneを感知しないなどのトラブル以外でiTunesを再ダウンロードする場合も、同じ手順なので覚えておきましょう。

iPhone上で許可をする

f:id:rick1208:20200623035056p:plain
iPhoneをUSBケーブルで接続すると画面に「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示されるので、「信頼」を押します。
f:id:rick1208:20200623041021p:plain
次の画面でパソコンを信頼して接続するのでにはiPhoneのパスワードを記入すると、パソコンとiPhoneの接続することが可能です。

iPhoneをパソコンが感知しない原因

f:id:rick1208:20200622235448p:plain
通常ならiTunesをパソコンにダウンロードしてあってiPhoneをUSBケーブルで接続すると、バックアップやデザリングが可能なのですが、できない場合は以下のような原因が考えられます。

USBポート、ケーブルの問題

f:id:rick1208:20200622235415p:plain
パソコンとiPhoneを接続するUSBケーブルやUSBポートが壊れていると、iTunesが正常にダウンロードされていても、iPhoneと正常に接続できなくなります。

ソフトウェア、設定の問題

f:id:rick1208:20200622234248p:plain
パソコンにダウンロードされているiPhoneの接続に必要なドライバーに不具合があるか、設定が適切ではない状態の可能性があります。設定のし直しをしたり、再ダウンロードしたりしてみてください。

またLockdownなどのiPhone操作に関するソフトに不具合が生じている場合もありますが、こうした場合の対処法はパソコンの再起動なしで可能です。

iPhoneの故障、互換性の問題

f:id:rick1208:20200622234309p:plain
USBケーブルにトラブルやドライバーのトラブルがない場合は、パソコンに接続するiPhoneに原因がある可能性があります。iPhoneが故障していたり、パソコンとiPhoneの相互性が悪かったりする可能性があります。

iPhoneをパソコンが感知しない時の対処法「パソコン側」

f:id:rick1208:20200622233013p:plain
iPhoneを接続するパソコンに原因がある場合があります。この場合はパソコンの設定をチェックしたり、AMDSやLockdownなどのソフトを再起動したりしましょう。

USBポート、ケーブルの問題の対処法

f:id:rick1208:20200622231621p:plain
iPhoneとパソコンを接続するUSBケーブルが故障していたり、USBポートが故障していたりすると、正常に接続できない原因になります。

USBポートを変更

iPhone以外のiPadUSBメモリなどをパソコンに接続しても正常に起動しない場合は、USBポートが故障している可能性があります。この場合の対処法は、USBポートを交換することです。

USBポートは通販や家電量販店などでも購入可能ですが、パソコンによっては解体しないと交換できないものもあるので自分自身自身で無理に交換するのはやめてください。

USBポートの交換はネットからパソコンの修理業者に依頼可能です。またUSBポートだけではなく、パソコンそのものを10年以上使用している場合は、買い替えを検討してみましょう。

ケーブルを変更

パソコンとの接続だけではなく、iPhoneの充電などにも支障が出ている場合は、iPhone用のUSBケーブルが故障している可能性があります。USBケーブルは通販や家電量販店で購入可能です。

価格も1,000円以下なのですぐに買い替えて、iPhoneとパソコンを接続可能な状態にしましょう。

ソフトウェア、設定の問題の対処法

f:id:rick1208:20200622230458p:plain

iPhoneだけではなく、他のデバイスとの接続にも支障が出ている場合は、パソコン側に原因があります。さまざまな機能の状態をチェックし、原因を見つけたら対処をします。ここからはパソコン側に原因がある場合の対処法を説明していきます。


スポンサーリンク


パソコンの再起動


パソコンにiPhoneを接続してもバックアップやデザリングができない場合は、パソコンを再起動してみましょう。パソコンのスタートメニューを押して、「再起動」してください。
f:id:rick1208:20200623042850p:plain
iTunesのバージョンが最新版ではない場合、正常にiPhoneのバックアップなどを行うことが可能でせん。パソコンがWindowsなら、まずiTunesのヘルプメニューから「iTunesについて」を押しましょう。

iTunesのバージョンが最新ではない場合は、次の画面でアップデートを進められます。最新バージョンの場合は、バージョンの情報が表示されるだけです。
f:id:rick1208:20200623042911p:plain
パソコンとiPhoneを接続するときに必要になるドライバーはAMDSです。AMDSに不具合があると、iPhoneを感知しない状態になります。

AMDSに原因がある場合はAMDSを消去してから再ダウンロードすることで、iPhoneのバックアップやデザリングが可能なようになります。パソコンのスタートメニューボタン横にある検索バーで、「デバイスマネージャー」と記入しましょう。
f:id:rick1208:20200623042919p:plain
バイスマネージャーという項目が表示されるので、押してください。
f:id:rick1208:20200623042929p:plain
「ユニバーサル シリアル パス コントローラー」という項目を押しましょう。
f:id:rick1208:20200623042938p:plain
開いた項目にAMDSの項目が表示されるので、右押して表示されるメニューの中から「消去」を選びましょう。「このデバイスのドライバソフトウエアを消去する」にチェックをして消去します。
f:id:rick1208:20200623042947p:plain
ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を右押して、「ハードウエア変更のスキャン」を押します。画面が切り替わって元に戻ったら、AMDSの項目を右押して、「ドライバー ソフトウエアの更新」を押します。

「コンピューターを参照してドライバーソフトウエアを検索します」をチェックして「次へ」をクリック後、「コンピューター上のデバイスドライバー一覧から選択する」を押しましょう。

その後、「デスク使用」を押し、「参照」でAMDSの表示がある項目を選びます。次に「asbaapl」をダブル押して、「デスク使用」の「開く」を押した後に、「次へ」を選びて、最後に「終了」を押します。

再ダウンロードするときはWiFi環境で、電源を確保してから行いましょう。再ダウンロードの最中に通信が途切れてしまったり、電源がなくなってしまったりすると、正常に再ダウンロード可能でせん。

再ダウンロード中に不具合が起こらないように環境を整えてから、手順を始めてください。

Lockdownフォルダのリセット

パソコンのLockdownが接続できない原因になっていることがるので、デスクトップのエクスプローラーからLockdownを消去していきます。

Lockdownを消去するのでにエクスプローラーを起動したら、Windows(C)というメニューを押します。
f:id:rick1208:20200623043028p:plain
「ProgramDate」という項目にLockdownが入っているので、ここを押してください。
f:id:rick1208:20200623043034p:plain
LockdownはApple関連のファイルなので、上の方にある「Apple」を押します。
f:id:rick1208:20200623043042p:plain
「Lockdown」というファイルが表示されるので、右押します。
f:id:rick1208:20200623043050p:plain
表示されるメニューの下の方に消去があるので、押してLockdownを消去してください。Lockdownを消去したら、iTunesを起動してパソコンとiPhoneを接続してみましょう。

iPhoneの故障、互換性の問題

f:id:rick1208:20200622233521p:plain
iPhoneをパソコンに接続しても感知しない場合は、iPhone側に原因がある場合もあります。ここからはiPhone側に原因がある場合の対処法について説明していきます。

iOSの更新

iPhone側にパソコンが感知しない原因がある場合の対処法は、iPhoneのバージョンを更新します。
f:id:rick1208:20200623043122p:plain
iPhoneのバージョンを更新するのでには、「一般」というメニューを押します。
f:id:rick1208:20200623043131p:plain
「ソフトウエア、アップデート」という項目を押し、バージョンを更新する画面にすすみましょう。
f:id:rick1208:20200623043242p:plain
iPhoneのバージョンが最新の場合は「使用しているソフトウエアは最新です」と表示されますが、最新のバージョンではない場合はバージョンの更新メニューが表示されます。バージョンを更新する場合は、iPhoneを再起動します。

iPhoneの許可設定のチェック

f:id:rick1208:20200622233028p:plain
iPhoneのバージョンが最新でiTunesのバージョンも最新の場合は、iPhoneのパソコンへの接続許可を出していない可能性があります。

パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続した時に表示されるメッセージで「信頼しない」を押してしまうと、パソコンを感知しない状態になります。

USBポートからケーブルを1回抜いて、もう1回iPhoneにメッセージが表示されたら「信頼」を押しましょう。

iPhoneをパソコンが感知しない時の対処法「iPhone側」

f:id:rick1208:20200623043315p:plain
iPhoneとパソコンを接続したのに感知しない場合は、iPhone側で可能な対処法を試してみてください。

手順

f:id:rick1208:20200623043323p:plain

iPhoneとパソコンを接続しても感知しない状況で、パソコンを再起動したり、ドライバーを再ダウンロードしたりしてもダメな場合は、iPhone側で可能な対処法を試してみてください。

ケーブルの再接続

f:id:rick1208:20200623043400p:plain
iPhoneとパソコンを接続しても感知しない場合は、USBケーブルを1回抜いてもう1回差しこんでみましょう。これでもダメな場合はUSBケーブルが壊れていないか、充電してみてください。

これでも感知しない場合はiPhoneを再起動してみてください。再起動することで不具合が解消されるので、パソコンで認識するようになります。
i
パソコンとiPhoneを接続したのに感知しない場合は、iPhoneのロックがかかったままになっている可能性があります。iPhoneの電源を入れて、ロックを解除してください。
f:id:rick1208:20200623043414p:plain
「Touch IDとパスコード」の項目を押してください。
f:id:rick1208:20200623043426p:plain
iPhoneに設定しているパスコードを記入しましょう。
f:id:rick1208:20200623043448p:plain
「パスコードをオフにする」という項目を押しましょう。
f:id:rick1208:20200623043456p:plain
「パスコードをオフにしますか?」というメッセージが表示されるので、「オフにする」を押してください。

まとめ

f:id:rick1208:20200622230237p:plain
iPhoneとパソコンを接続して感知しないときは、パソコン側とiPhone側の両方で再ダウンロードや再起動などの対処法を試してみましょう