OutlookでExchange Onlineのアカウントを設定する方法!【タブレット、ノートパソコン、費用】

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Exchange Online

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Outlook」Exchange Onlineとは何か知っていますか。

Outlook」Exchange Onlineとは、デバイスを選ばずにいつでもどこでもメール・スケジュールが使用可能なアプリケーションのことです。

社内以外にも、外出先からもスマートフォンタブレット・ノートパソコンを使用してメールの送受信もしくは予定表へアクセスすることが可能です。

また、「Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定では、ファイルの追加・Outlookの再起動をする必要があります。

グループウェア、電子メールのサーバー製品

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Outlook」Exchange Onlineは、グループウェア・電子メールのサーバー製品のことを指します。Exchange Onlineは高度な機能で情報を保護してくれるのです。

稼働率99、9%保証と返金制度がSLAで規定されているため、メールシステムを安心して使用可能です。

マルウェア対策・スパム対策のフィルタリング機能によって、メールボックスを保護し、データ損失防止機能はユーザーが機密情報を誤って権限のない人物に送信することを防いでくれます。

またサーバーをグローバル規模で冗長化し、ディザスターリカバリーという優れた機能も備えています。セキュリティの専門家チームが24時間体制でExchange Onlineを監視し、ユーザーのデータを保護するのです。

メール管理が可能な

Outlook」Exchange Onlineは、Microsoftのサーバーでメールをホストするという利点を利用して、自社環境の管理をお客様自身で行えます。組織を効率的に管理可能なExchange管理センターは、使用しやすいWeb ベースのインターフェイスです。

そして電子情報開示センターでは、Exchange・SharePointSkype for Businessのデータに対するインプレース電子情報開示を1つのインターフェイスから使用可能です。

モバイル デバイス ポリシーを使用することで、承認済みのモバイル デバイスのリストを作成・PIN ロックを強制し、紛失したスマートフォンから会社の機密情報を消去可能なのです。なお、IT担当者対象の電話サポートを24時間年中無休で使えます。

また、生産性を維持するのでに必要なビジネス用メール機能を今まで以上に手軽かつ簡単にユーザーに提供可能なようになっています。パッチが自動的に適用されるので、システムの保守に必要な時間と労力が減少する作用もあります。

インプレース アーカイブを使用し、ユーザーは重要なデータすべてを1か所で保管可能です。メール・予定表・連絡先にどこからでも、主要ブラウザーを使用してあらゆるデバイスからアクセス可能です。

Outlook とも統合されている関係で、ユーザーは使い慣れた豊富なメール機能をファイルでも使用可能な上に、オフラインアクセスも可能なのです。

OutlookとExchange Online の違い

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続いて解説するのは、OutlookとExchange Online の違いです。OutlookとExchange Online の違いは、アカウント情報にも反映されています。

記事後半には、「Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定として、ファイルの追加・Outlookの再起動について説明していきます。

OutlookとExchange Online の違い

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Exchange Onlineは、電子メールを送受信するのでのサーバーのクラウドサービスのことです。一方で、Outlookはメールサーバーにあるメールを読み込むためのメールクライアント・アプリケーションです、

Outlookは、Office 365 ProPlusとOffice 365 Businessに含まれます。

Outlookはあくまでクライアントなので、Outlookだけではメールの送受信はできない点に注意しましょう。アカウント情報も変わります。

Exchange Onlineの費用

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Outlook」Exchange Onlineのプラン別費用を以下で説明しています。

また、記事後半では、「Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定として、ファイルの追加・Outlookの再起動について説明していきます。

プラン別費用

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Exchange Online プラン1は、¥430(ユーザー、月相当1 ユーザー 1 か月あたり、年間契約)です。

セキュリティで保護された信頼可能な法人メールで、ユーザー1人あたり50GBのメールボックスを使えます。

ユーザー1人あたり50GBのメールボックスの容量が割り当てられているのです。

そして、最大150MBのメッセージを送信可能です。ユーザーはサポートされているバージョンのOutlookをExchange Onlineに接続可能です。

したがって、機能豊富で使い慣れたクライアントアプリケーションを使用可能なようになります。Webクライアントアクセス用にOutlook on the webが用意されています。

さらに、高度な機能をブラウザー上で使用可能です。

外観はフルバージョンの Outlooクライアントと変化はありません。なお優先受信トレイを使用し、最重要メールを簡単に追跡可能です。

受信トレイに2つのタブ・「優先」 にはすぐに対応する必要があるメール・「その他」 にはそれ以外のすべてのメールが表示されてます。どこでもいつでもタブを切り替え、 「その他」 に配信されたメールをチェック可能です。

また、複数の予定表を比べながら会議のスケジュールを設定可能です。

コラボレーションの機能 (共有予定表・グループ・グローバル アドレス一覧・社外の連絡先・タスク・会議室・管理人機能) も使用可能です。

Exchange Online プラン 2

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Exchange Online プラン 2は、¥870(ユーザー、月相当1 ユーザー 1 か月あたり年間契約)です。

Exchange Online プラン 1 のすべての機能の他に、無制限のストレージ・ホスト型ボイスメール・データ損失防止機能 (DLP) が含まれています。

ユーザー 1 人あたり 100 GB のメールボックスの容量が割り当てられています。そして、最大で150MBのメッセージを送信可能です。

無制限のストレージ とは、ユーザー1人あたり100GBのプライマリメールボックスあるいは容量無制限のインプレース アーカイブのことです。

また通話応答・ダイヤルインユーザーインターフェイス・自動応答機能におけるホスト型のユニファイドメッセージングサービスを使えます。

個人を特定可能な情報 (PII) ・ペイメントカード業界 (パソコンI) などの規制基準に則る組み込みとするデータ損失防止 (DLP) ポリシーとして、ビジネスの機密データを管理してくれます。

したがって詳細なコンテンツ分析を通じ、機密データを特定・監視・保護可能なのです。

また、Exchange Onlineのアカウントを設定するには、最終的にOutlookを再起動します。

Office 365 Business Premium

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Office 365 Business Premiumは、¥1,360(ユーザー、月相当、年間契約)です。

Exchange Online プラン 1 のすべての機能に加えて、フル機能の Office アプリケーション、1 TB のファイル ストレージと共有、ビデオ会議などが含まれます。

メールのホスティング・メールボックス 50 GB・独自のメールドメインアドレスを使用可能なのです。デスクトップ版のOfficeアプリケーションであるOutlook・Word・ExcelPowerPointも使用可能。

1ライセンスでユーザー1人あたり5台のスマートフォン・5台のタブレット・5台のWindows パソコン、もしくはMacにダウンロード可能です。

1TBのOneDriveファイルストレージと共有では、SharePoint によるイントラネット全体のコミュニケーションサイトあるいはチーム サイトとの情報伝達や連携が可能です。

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Exchange Onlineのメリット

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以下では「Outlook」Exchange Onlineのメリットとして自社管理メールサーバーとの違いを表でまとめていきます。

なお、「Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定として、ファイルの追加・Outlookの再起動について解説します。

Exchange Onlineのアカウントの項目説明

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それでは「Outlook」Exchange Onlineのアカウントの項目説明をしていきたいと思います。以下の6つを解説します。後で、「Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定として、ファイルの追加・Outlookの再起動について解説します。

・氏名
・電子メール アドレス
・組織で利用される認証方法
・ユーザー名
・パスワード
・Kerberos ID

氏名

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1つ目に解説する「Outlook」Exchange Onlineのアカウント情報は、「氏名」です。送信するメールメッセージの 「差出人」 フィールドに表示される名前の形式になります。

電子メール アドレス

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2つ目に解説する「Outlook」Exchange Onlineのアカウント情報は、「電子メールアドレス」です。someone@example、com などのメールアドレス全体を記入しなければなりません。

組織で利用される認証方法

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3つ目に解説する「Outlook」Exchange Onlineのアカウント情報は、「組織で利用される認証方法」です。以下で詳しく解説します。

Exchange アカウントの管理者が、組織で使用する認証の種類を決めます。Outlookでアカウントを設定する場合に、組織で利用される認証方法を選びます。

ユーザー名

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4つ目に解説する「Outlook」Exchange Onlineのアカウント情報は、「ユーザー名」です。通常は、 \ 記号とアカウントIDが後に続く、ドメイン名です。 アカウントによっては、ユーザー名が完全なメール アドレスの可能性もあります。

パスワード

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5つ目に解説する「Outlook」Exchange Onlineのアカウント情報は、「パスワード」です。Exchange アカウントのパスワードでは、大文字と小文字が区別されているので注意しましょう。

Kerberos ID

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6つ目に解説する「Outlook」Exchange Onlineのアカウント情報は、「Kerberos ID」です。Exchange サーバーの構成方法に対応し、選択肢として1つもしくは複数のKerberos IDが表示されます。

以下ではExchange Onlineのアカウントを設定するには、最終的にOutlookを再起動することを説明していきます。最後にOutlookを再起動する行為を忘れずに行いましょう。

Exchange Onlineのアカウントを設定する方法

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次は、「Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定する方法を説明していきます。OutlookにExchange Online のアカウントを設定するやり方の前半は以下のとおりです。

Outlookを起動
・上部のツールリボンの「ファイル」タブをクリック
・右側の「アカウント情報」エリアの「+アカウントの追加」ボタンをクリック
・「アカウントの追加」ダイアログが表示
・「電子メールアカウント」のラジオボタンをチェックしたままの状態
・名前のテキストボックスに表示名を記入

OutlookにExchange Online のアカウントを設定するやり方

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OutlookにExchange Online のアカウントを設定するやり方は、上記に続いて以下のやり方を踏んでいきましょう。

・「電子メールアドレス」にはExchange Online のユーザー名と同じメールアドレスを記入
・パスワード欄にはExchange Online のユーザー名に対応するパスワードを記入
・アカウントの設定処理が開始
・再度認証ダイアログが表示
・パスワードのテキストボックスにExchange Online のユーザーのパスワードを記入
・セットアップの終了」画面表示後「終了」ボタンをクリック
Outlookの再起動

Outlookを起動

Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定するには、まずOutlookを起動させてください。
上部のツールリボンの「ファイル」タブをクリック

Outlookを起動させたら、上部のツールリボンの「ファイル」タブを押しましょう。
右側の「アカウント情報」エリアの「+アカウントの追加」ボタンをクリック

上部のツールリボンの「ファイル」タブを押した次には、右側の「アカウント情報」エリアの「+アカウントの追加」ボタンを押します。

右側の「アカウント情報」エリアの「+アカウントの追加」ボタンを押し、続いては「アカウントの追加」ダイアログを出します。

「アカウントの追加」ダイアログが表示されたら、「電子メールアカウント」のラジオボタンをチェックしたままの状態にしてください。

名前のテキストボックスに表示名を記入

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上記のように、「電子メールアカウント」のラジオボタンをチェックしたままの状態にしたら、名前のテキストボックスに表示名を記入しましょう。

そして、名前のテキストボックスに表示名を記入し終えたら、次に「電子メールアドレス」にはExchange Online のユーザー名と同じメールアドレスを記入してください。

「電子メールアドレス」にはExchange Online のユーザー名と同じメールアドレスを記入した後は、パスワード欄にExchange Online のユーザー名に対応しているパスワードを記入します。

パスワード欄にExchange Online のユーザー名に対応しているパスワードを記入すると、アカウントの設定処理が開始されると思います。

アカウントの設定処理が開始されると、再度認証ダイアログが表示されます。

再度認証ダイアログが表示されたら、続いてパスワードのテキストボックスにExchange Online のユーザーのパスワードを記入してください。

パスワードのテキストボックスにExchange Online のユーザーのパスワードを記入すると、「セットアップの終了」画面が表示されます。その後に、「終了」ボタンを押しましょう。

Outlookの再起動

「終了」ボタンを押したら、最後にOutlookを再起動します。以上のやり方で、OutlookにExchange Online のアカウントを設定するやり方を終了します。最後にOutlookの再起動を忘れずに行いましょう。

Exchange Onlineのアカウントを設定するときの気を付ける点

最後に、「Outlook」Exchange Onlineのアカウントを設定するときの気を付ける点を解説します。

気を付ける点

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気を付ける点としては、xyz、co、jpを管理しているDNSサーバのMXレコードを既存のメールサーバ設定はそのまま残しておきましょう。 また、新たにマイクロソフトのメールサーバをCNAMEレコードとしてDNSに登録することも注意します。

また、CNAMEとはDNSサーバのサーバ名の別名を指していることも重要です。 既存のメールサーバ上で、Exchange Onlineに移行するアカウント・既存メールアカウントから、Exchange Online用アカウントへの転送設定をすることも心がけてください。