- タブレットのメリット「持ち運びが楽」
- タブレットのメリット「タッチパネル搭載」
- タブレットのメリット「画面サイズが大きい」
- タブレットのデメリット「バッテリー持ち」
- タブレットのデメリット「Office」
- タブレットのデメリット「性能がパソコンより劣る」
タブレットのメリット「持ち運びが楽」
タブレット端末のメリットで1番に上げられるのは、パソコンに比較して圧倒的に持ち運びが楽なところです。
タブレットはスマホのようにポケットに入れるわけにはいきませんが、小脇に抱えたりちょっと大きめのバッグにすっぽり入るので持ち運びにストレスを感じることはありません。
パソコンに比較して軽い
パソコン(ノートパソコン)は年々軽量化が進んで軽くなっていますが、それでもタブレット端末の軽さと持ち運びやすさに到底及びません。やはりタブレットの良さはその軽さで、それが大きなメリットです。
例えば普及している軽量化モデルのノートパソコンの重さは1200gです。
それに対して例えば、12、9インチのタブレット端末(iPad pro)だと本体の重さは875gです。なんとノートパソコンの約半分の重さです。
このタブレット端末に別売のキーボード(Smart keyboard)を付けてもトータルで1010g、およそノートパソコンより20%軽い計算になります。
しかし、タブレット端末にキーボードを付ける人は、ライティングをするようなヘビーユーザーですので通常は本体のみで十分です。
逆にキーボードがいらないというのもタブレットのメリットでもあり良さでもあります。
薄いタブレットが多い
タブレット端末の最大のメリットは携帯性ですが、それは単純に重さの比較以外にも、「厚み」も重要なファクターです。
例を挙げるとタブレット端末(12、9インチの新型iPad Pro)の厚さは驚きの6、9mmです。
これと同じサイズのパソコン(ヒューレットパッカード)の厚さは12、4mmで、やはり2倍近い差があります。
ノートパソコンに比較して、タブレット端末の方が圧倒的に薄いというのが、持ち運びやすいタブレットのメリット及び利点の一つになっています。
まさにタブレットの良さは、軽量化と薄さで実現した携帯性にあります。
持ち運びが楽だからスマホをやめてタブレット1台でいいのでは?
タブレットはパソコンに比較して持ち運びやすいし、タブレットを購入するならいっそスマホをやめてタブレット1台にしようと考える人も多くいるのではないでしょうか。
タブレット1台にすれば通信コストを抑えることも可能です。
しかし、タブレット1台にしてスマホを手放すことにはかなりのデメリットが起こります。
そこで、決断する前にスマホとタブレットを2台持ちにするメリットとデメリットを見ていきましょう。
タブレット1台のみにするデメリット(スマホを手放す)
タブレットを購入する時にスマホはいらないという判断をすれば、スマホとタブレットを2台持ちする必要がなくなり、費用が抑えられるという利点があります。
これはコストからみたら大きなメリットです。
しかし、それと引き換えにスマホがもつ利便性や機能を失うことになります。
タブレットは通常、電話として使用できない
スマホはネットサーフィンやゲームなど色々な機能がありますが、もっとも重要な機能として携帯電話としての機能があります。
しかし、基本的にタブレットに電話機能はありません。
これは大きなデメリットです。タブレットを購入して電話としても使用するには新たに回線契約を結ぶ必要があります。
しかも、タブレットの機種も電話機能に対応しているものに限定されます。
タブレットを電話として使用するのは、かなり使いずらい
また、スマホのように片手に収まる大きさではないので、電話として使いずらいという致命的なデメリットもあります。
結局のところタブレットを電話としてはいらないと思う人が大半でしょう。
スマホとタブレットを2台持ちにするメリット
スマホの電話機能や持ち運びの利便性は、タブレットには置き換えられないものがあります。
スマホとタブレットのそれぞれの利点を生かすことが可能
スマホは小さなバックやポケットにも入るという利点がある持ち運びに便利な万能端末です。
電話やLINEなどは大半スマホで行われ、ネット検索やアプリやゲームもスマホがあってこそ市場が盛り上がったのです。もはやなくてはならないツールです。
しかし、画面が小さく扱いずらいというデメリットがあります。また、外出中に資料やグラフなどの見ることや、文章記入などを行うのは難しい側面があります。それを補うのがタブレットです。
タブレットは持ち運びも可能でありながら、ノートパソコンに近い画面の大きさと性能、タッチパネルというスマホの操作性も実現しています。
スマホの費用に加えてタブレットの費用がかかってしまう。
スマホの使用費用は、格安スマホを除けば1台で最低6500円くらいはかかかります。
これにタブレットのネット接続の月額費用が最低でも5000円くらい加わります。
これだけの維持費がかかるとなると、いくら2台持ちの利点があってもタブレットはいらないと考える人もいるでしょう。
タブレットのネット接続費用を無料にする方法がある
タブレットをネット接続させるには携帯電話会社のタブレット専用回線を契約する必要がります。
そしてそれには当然、月額の回線使用費用がかかってしまいます。
しかし、もう一つの方法としてWi-Fiに接続する方法があります。
Wi-Fi接続する場合の利点として、家にWi-Fiがある場合は無料で接続可能な点です。
またWi-Fiがない場合でもスマートフォンを介してタブレットをネットにつなげる「テザリング」という方法を用いることが出来ます。
これならスマートフォンの電波につながるところであればネット接続が可能です。
タブレットをWi-Fi接続することで、スマホとタブレットの2台持ちがリアルに現実的になります。
要するに、月額の回線使用費用がいらないのです。
タブレットの本体購入費用だけで、コストの増加なく2台持ちの良さや利点の恩恵を受けることが可能なのです。
タブレットのメリット「タッチパネル搭載」
タブレット端末のメリットは携帯性だけではありません。何と言ってもその操作性です。ここではタブレット端末の操作性の良さやメリットについて解説します。
立ちながらでも利用しやすい
タブレット端末はアームで固定すると、パソコンやスマホではできない自由な使用方法を実現可能です。
例えばスマホはいつも片方の手で常時もちながら使用することになります。
パソコンは大半の場合、机の上やテーブルなどに置いて使用する形態です。
しかし、タブレット端末をアームで固定することで、寝ながらでも立ちながらでも操作が可能です。
タブレットでベッドに横になりながら動画を見たり電子書籍を読んだりと、寝る前の時間をゆったりと過ごすことが可能なのもメリットです。
他にもクックパッドなどのレシピをみながら料理したりとかも簡単に可能です。
アームによってある意味タブレット端末の使い人は進化を遂げたと言えるでしょう。
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タブレットのメリット「画面サイズが大きい」
タブレット端末はパソコンよりも携帯性が優れていながら、画面サイズはスマホよりも断然大きいので、見やすさと同時に操作もしやすいというダブルのメリットをタブレットは実現しています。
スマホよりも操作ミスが少ない
スマホの2017年の契約数は1億219万で、過去5年間で約44倍も増加しています。
ある意味契約数からいったら日本の人口とそうは変わらないという数字です。
もはや、老若男女が指を毎日利用してスマホの画面をタッチしてしているのです。
このタッチパネルの機能、便利なのですがスマホではタッチミスをちょいちょいしてしまうのが悩みの種でもあります。
フェイスブックやTwitterの「いいね」を間違って押してしまったり、必要のないアプリを起動してしまったりとさんざんです。
タッチパネルの操作性は認めるが、タッチミスが多いのでいらないと考える人もいるでしょう。
まだ若い人はいいのですが、中高年のスマホユーザーにとっては、タッチミスしやすいので特に使いずらいと感じる人が多いのではないでしょうか。
これはスマホの画面が小さいことが原因です。
タブレットのデメリット「バッテリー持ち」
これまではタブレットのメリットを説明してきましたが、ここからはタブレットのデメリットについて説明していきます。
タブレットの購入のときには、メリットだけに目を奪われがちなのでよくデメリットも比較した上で購入を考えた方が良いでしょう。
タブレットのデメリット「Office」
タブレットの利点やメリットとして、通常パソコンでは購入費用が必要になるExcelやWordが、App StoreやGoogle Play Storeを通じて無料でダウンロード可能なことです。
性能も基本的な機能はパソコン版のOfficeと変わりません。要するに、Officeの購入がいらないということです。
しかし、仕事でガッツリ使用したいと考えているユーザーにとっては、機能が制限されているので物足りなさを感じてしまいます。
Officeの機能が制限される
タブレット版のOfficeeはパソコン版のOfficeに比べると高度な機能が制限されています。高機能はいらない初心者やライトユーザーにとっては問題となりませんが、ヘビーユーザーにとってはある意味大きなデメリットになります。
複数のファイルを同時に開くことが出来ない
パソコンでExcelやWordを使用する時に、同時に複数のファイルを開いて編集するという作業をよく使います。
とても便利で多くのユーザーがその使い良さを感じていると思います。
しかし、残念ながらタブレット版Officeでは同時に複数のファイルを開くことが出来ません。
初心者にとっていらない機能かも知れませんが、中級以上のユーザーにとっては不可欠な機能です。
マクロ機能が使えない
仕事でExcelやWordを使用する時に、業務の効率化を目的に高度なマクロ機能を駆使して使用することがあります。
マクロ機能とは簡易なプログラミングのようなもので、Excelの処理を自動化したりシステマティックに使用する機能で、業務の効率化には大きなメリットです。
ライトユーザーにとっては、あまり意識する必要はありませんが、ヘビーユーザーや効率化を念頭に置いているユーザーにとっては、マクロ機能が使えないのは致命的ともいえるものです。
タブレットでOfficeの使用を中心に考えているユーザーにとっては、このOfficeの機能制限を十分に考慮したうえでタブレット購入の意味をよく考えてから、いるかいらないか判断するべきでしょう。
タブレットのデメリット「性能がパソコンより劣る」
タブレットを購入しようと考えた時に、もう一つ気になるデメリットはタブレットがパソコンよりも性能が劣るという点です。
自分自身がタブレットを使う目的と意味を考えて性能的に問題が無いか、メリットがあるかどうかをチェックする必要があるでしょう。
パソコンの方が重い作業に向いている
パソコンの利点としてはタブレットよりもスペックをが高いことがあげられます。パソコンの良さはタブレットよりも処理スピードもハードディスクの容量も余裕があることです。
そして重い作業も十分にこなしてくれます。
ネットサーフィンや動画の見ることが快適に可能な以外にも、仕事に使用する資料や文章も比較的スムーズに行えるのもメリットです。
タブレットで動画編集など負荷がかかる作業はやりにくい
一方のタブレットは、パソコンに比較して性能が劣るので負荷のかかる作業には不向きです。
動画編集や複数のファイルを開きながら文章やプレゼン資料を作るなどの重い作業はパソコンに任せるべきでしょう。
そして、タブレットでは移動中の資料の見ることや、ニュースのチェックなど見ること中心の軽めな作業に特化した方がより快適で意味のある使用が可能なでしょう。
さて、ここではタブレットのメリット、デメリットについて説明してきました。
タブレットは持ち運びに便利で、タッチパネルで操作が簡単など利便性に優れています。
しかし、その反面でパソコンに比較してスペックが劣るために重い処理に向かなかったり、ofiiceに機能制限があるなどのデメリットについても解説しました。
また、スマホとタブレットの利点を生かした2台持ちの方法にについても解説しました。
いずれにしても、タブレットの購入のときにはパソコンとタブレットのスペックを十分に考慮して、自分自身の目的にあった機種を購入するようにしましょう。