AppleTV
AppleTVは一言で述べるならメディアストリーミング端末です。名前にTVとついているので一般的な地上波テレビ放送を視聴するテレビを連想されるかもしれませんがそうではありません。
AppleTVは四角い小さな箱のような見た目をしており、そのハードウェアをHDMIケーブルと実際のテレビを接続することで、インターネット経由で色々なコンテンツを楽しめる製品となっています。
AppleTVとは
あまりAppleTVに対して聞き馴染みがない方にとってはかなり真新しい印象を受けるかもしれませんが、実は初代AppleTVは2007年に発売されているのです。
2015年にAppleTV HDへと進化し、さらにTvOSが搭載されたり、AppStoreが開設されたりしたことによって、アプリケーションをダウンロードしてより便利に使えるようになったり、ゲームを楽しめたりするようになってきたのです。
さらに新しい製品は、Bluetooth接続Mfiコントローラーにも対応したことにより、PS4などのゲームアプリを楽しむこともできるようになりました。
AppleTVのメリット
AppleTVのメリットは色々ですが、分かりやすいところとしてはiPhoneユーザーならではの使いやすさです。
例をあげると、AppleTVは通常の付属で操作することも可能なほか、iPhoneやiPadを手軽にリモコン代わりに使用することができるため、リモコンが手元にないときにも手軽に操作できます。
また、Apple製品のユーザーであればおなじみの「iTunes Store」にある映画がみられたり、4K対応のコンテンツも楽しんだりすることが可能です。色々な動画配信サービスに対応しているのも魅力的なポイントでしょう。
Netflixやプライムビデオ、hulu1やdTV、その他の例のサービスとしては、Paravi,FOD,DAZN,BUSINESS ON DEMANDなど各種サービスに対応しているので、色々な映像作品を楽しみたい方にとって非常に使い勝手の良い製品ではないでしょうか。
細かなところでは、付属リモコンは充電式で、ライトニングケーブルによる充電が可能であったり、有線LANが標準対応となっているので安定した通信環境で映像を楽しめるというのも魅力的です。
AppleTVで何が見れるのか
AppleTVでは色々な映像作品をみることが可能です。今流行りの動画配信サービスは
・Netflix
・プライムビデオ
・dTV
・Paravi
・FOD
・DAZN
・BUSINESS ON DEMAND
上記などに対応しています。
なので、ご自身が加入している動画配信サービスがこの中にあれば手軽に映像作品を楽しめます。
また、iTunes Storeに配信されている動画も視聴可能です。普段お使いのApple IDでサインインすると、購入済みの作品をAppleTVで見ることができますので、普段より大きなテレビで視聴できるのも良いところです。
また、AppleTVは4K対応が進んでいるため、新作はもちろんのこと、これまでにリリースされている作品に関しましても4Kで楽しめるようになってきています。4K以外にもDOLBY VISIONやDOLBY ATMOSに対応しているコンテンツも増えてきています。
映像作品の種類以外にも、質にこだわっているという方にとってAppleTVはとてもおススメの製品と言えます。
HDMI記入端子搭載のテレビであれば使用可能
AppleTVは気になるけれど、家にあるテレビに使えるのかわからない、という方も中にはいらっしゃるかと思います。
確かにAppleTVはTVとはいったものの液晶のついた一般的なテレビではなくハードウェア製品ですので、ご家でその製品が使えるのかどうかという点は詳しくない方にとっては不安に思うことと思います。
AppleTVを楽しむためには、HDMI端子が搭載されていれば基本的に問題なくテレビに接続することができるでしょう。基本的にテレビのケーブル接続口付近に「hdmi」や「HDMI」という文字がありますので、簡単に見つけられます。
ただ、HDMI端子を接続できるテレビがあったときにも、「インターネット」の接続環境がなければAppleTVを存分に使いこなすことはやはり難しいと言えます。
各種動画配信サービスやその他のコンテンツも含め、インターネット環境があって初めて使用できるものが多いです。
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AppleTV対応テレビの選び方
今の時代において各家庭でインターネット環境は多くのときに整っているかと思いますが、もしないときにはインターネット環境を用意してからAppleTVを用意されることをおススメします。
今回はAppleTV対応テレビの選び方についてご説明いたします。
パネルから選ぶ
テレビには4KやHDなどの解像度の違いがあります。
今注目されている高解像度の4Kテレビに対応したコンテンツもAppleTVでは楽しむことが可能です。
AppleTVは大きく分けると「AppleTV 4K」と「AppleTV HD」があり、前者が4Kテレビに対応しているのに対して後者はHDテレビ向けです。
ただAppleTV HDであったとしても4Kテレビに使用出来るので、互換性がないという訳ではありません。
反対にAppleTV 4Kに関してもHDテレビに使えないということはありませんので、どちらを選ぶかという点においては、ご家のテレビに合わせても良いかと思います。
また今後4Kテレビを購入する予定があるというときには、AppleTV 4Kをお選びになった方が今後4Kで映像を楽しめるようになるので良いのではないでしょうか。
インチで選ぶ
AppleTVは液晶のついたテレビではなく、あくまでハードウェアとなっています。
なので通常のテレビのようにインチで選ぶという選択肢は基本的にありません。
なので、AppleTVにあうインチというよりは、ご家の視聴環境に合わせたインチ数でテレビをお選びになる方が望ましいです。
一般的にテレビと視聴位置の適正で言われているのは、32インチのときで2m、48インチで・6m、75インチで・5mといった具合の距離です。
大きければ良いというものではありませんので、テレビとの距離が2mなのに75インチのテレビを購入すると首が痛くなったり、映像の端をみるのに首を動かさなければならなくなったりするため、疲れてしまいます。
適正なサイズのテレビを用意してAppleTVを楽しまれることをおススメします。
価格で選ぶ
第4世代のAppleTVを例に挙げますと、価格は容量によって異なります。
容量は32GBと64GBの2種類のモデルが販売されております。
32GBで19,800、64GBで26,780円という価格になっています。
AppleTVのすごい点は第3世代は36,800円だったのに対して、第4世代で性能が上がりつつ価格が下がっている点です。
32GBの安い方でも十分楽しめますが、約7,000円で容量が倍になるという店では64GBもお得なのではないかと思います。
ゲームも楽しみたいという方で容量がギリギリになってしまうのを避けたいという方であれば64GBのモデルをおススメします。
画質を重視して選ぶ
AppleTVには「AppleTV 4K」と「AppleTV HD」の違いがあります。これらの大きな違いは4K HDRに対応しているかどうかの違いです。
当然4K対応であったときには、4Kテレビと接続したときに高解像度の映像を楽しむことができるようになります。
画質をどれだけこだわるのかというのはその人の価値観なので何とも言えないところではありますが、これから4K対応のコンテンツはたくさん増えていきます。
通常の地上デジタル放送はともかく、映像作品を楽しみたいという方であればやはり画質にこだわった方が良いのではないかと思われます。
メーカーから選ぶ
アンドロイドテレビなどのときは、SONYやSHARPなど色々なメーカーから販売されていますが、AppleTVに関してはAppleから販売されておりますので、メーカーから選ぶという選択肢は基本的にありません。
迷いがない分、購入時に悩んでしまいやすい方にとっては決断しやすいのではないでしょうか。
機能から選ぶ
「AppleTV 4K」と「AppleTV HD」の違いでいうと、AppleTV 4KはA10X Fusionチップが搭載されています。
これは4Kの映像を綺麗に表示させるというだけではなく、AppleTVの操作時のレスポンスが早くなる特徴があり、さくさくと快適に使いこなすことが可能になります。
また、ゲームを楽しみたいという方にとっては、なるべくなめらかな操作性があった方が望ましいと考えるはずです。そのようなレスポンスの良さを考慮するのであればAppleTV 4Kがおススメです。