LINEオープンチャットの「強制退会」
LINEオープンチャットにおける強制退会とは、管理者権限を所持しているユーザーが特定のユーザーをそのトークルームから強制的に退出させることです。
違反を繰り返している、あるいはマナーの悪い言動が多いといったユーザーを追放するのに効果的な機能です。
LINEグループの退会との違い
LINEグループで特定ユーザーを退会させる方法と似ていますが、オープンチャットの場合、強制退会を執行可能なのは管理者権限を所持しているユーザーのみである点や、強制退会させられたユーザーの再参加を禁止可能な点などが異なります。
強制退会を実行可能なのは管理者と共同管理者のみ
LINEオープンチャットの強制退会は誰でも実行可能なわけではなく、そのトークルームの「管理者」、あるいは権限を与えられた「共同管理者」のみが可能です。
管理者であるユーザーは、一定の権限を持つ共同管理者を指名することが可能です。
管理者が共同管理者にメンバーを強制退会させる権限を与えていれば、共同管理者に指名されたユーザーもメンバーの強制退会が可能です。
ただし、管理者が共同管理者に強制退会の権限を与えていなかった場合、強制退会を実行可能なのは管理者のみとなります。また、その権限を設定可能なのは管理者のみです。
強制退会の権限を設定する方法は次の通り。
まずオープンチャットのトークルームを開き、iPhoneであれば右上にある
→、Androidであれば∨→設定と進みます。
権限→メンバーの強制退会の順で押し、権限を持つユーザーを管理者あるいは管理者・共同管理者を選びます。
LINEオープンチャットでメンバーを強制退会させる方法
上述のとおり、LINEオープンチャットで強制退会を実行可能なのは、管理者あるいは権限が与えられた共同管理者のみです。
ここでは、実ときに強制退会させる手順や、そのときに登場する「再参加を禁止」設定について解説します。
トークルームからメンバーを強制退会させる手順
LINEオープンチャットで、特定メンバーをトークルームから強制退会させる手順を解説します。
まず、iPhoneであれば右上にある
→メンバー、Androidであれば∨→メンバーと進みます。
強制退会させたいメンバーを選び、強制退会を押します。このとき、管理者および共同管理者を強制退会させることはできません。
チェック画面が表示されるので、強制退会&再参加を禁止あるいは強制退会のどっちかを選びます(「再参加を禁止」については次項で説明)。
これで強制退会は終了です。
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「再参加を禁止」とは?
「再参加を禁止」とはその名の通り、強制退会させられたユーザーが同じオープンチャットに再び参加するのを禁止する設定を指します。
強制退会を実行するとき、強制退会を選択すれば同じオープンチャットに再参加することは可能ですが、強制退会&再参加を禁止を選択すると再参加することはできません。
再参加の禁止は、管理者あるいは権限が与えられた共同管理者が解除することで、再参加可能なようになります。
再参加の禁止を解除するには、iOS版LINEなら右上にある
→
→メンバー管理、Android版LINEなら∨→設定→メンバー管理と進みます。
再参加禁止リストを押し、再参加が禁止されているメンバー一覧の横にある消去→OKとタップすれば、再参加が可能となります。再参加禁止が解除されたユーザーは、招待してもらうことで同じオープンチャットに再び参加可能です。
強制退会させられたメンバーからはどう見える?
LINEオープンチャットで特定メンバーを強制退会させると、他のトークルームメンバーや、強制退会させられたメンバーにはどのように見えるのかを解説します。
いつ誰が強制退会させられたのかが他のメンバーに知られる
特定のメンバーを強制退会させると、時間とともに「○○が退会させられました。」と表示されます。
なので、オープンチャットに参加している全メンバーに、いつ誰が強制退会させられたのかが知られることになります。
なお、強制退会させた場合、他のメンバーや強制退会させられたユーザーに通知が届くことはありません。