- LINEのセキュリティ強化対策方法
- 安全に使うために必須な設定
- 安全性を高める設定
- トーク履歴はこまめにバックアップをとっておく理由
- 「友だち追加」の設定に注意
- LINEの危険性、その仕組みと過去のトラブル対応
LINEのセキュリティ強化対策方法
最近LINEを乗っ取り、不倫がバレたりするニュースが大きく取り沙汰され、LINEのセキュリティ対策について関心がある方が多いのではないでしょうか。
ここでは、LINEのセキュリティ強化対策方法を10個ご解説します。LINEのセキュリティを強化して、LINEの乗っ取り・なりすましを防ぎ安全に使いましょう。
安全に使うために必須な設定
まず最初は、LINEを安全に使うために必須な3つの設定をご解説します。
いまや全部の連絡をLINEで行っている方も多く、乗っ取りやなりすましを未然に防ぐのはLINEユーザー全員に必要なことだといえます。
LINEのセキュリティ対策に自信のある方も、LINEを安全に使うため、今1回チェックしてみましょう。
スマホにパスワードを設定する
LINEの乗っ取りやなりすましを防いで安全に使用するので、スマホにパスワード(パスコード)を設定しましょう。
iPhoneの場合、「設定画面」→「Touch IDとパスコード」→「パスコードをオンにする」で設定が可能です。
LINEアプリにパスワードを設定する
LINEの乗っ取りやなりすましを防いで安全に使用するので、LINEアプリ自体にパスワードを設定しましょう。その方法は、まずLINEアプリを開き下の画面赤枠1「友だち」を押します。赤枠2「歯車マーク」を押します。
LINEアプリ・LINEアカウント情報に関する設定画面が表示されます。下の画面が赤枠「プライバシー管理」を押します。
LINEのプライバシー管理に関する設定画面が表示されます。下の画面赤枠「パスコードロック」をオンにします。オンにすると緑色に変わります。
パスワード記入画面が表示されるので、希望のパスワード数字4桁を記入します。
もう1回チェックのパスワード記入画面が表示されるので、同じ数字4桁を記入します。
どっちも同じ場合、LINEアプリのパスワード設定が終了します。
これでLINEの乗っ取りやなりすましを防いで安全に使用するので、LINEアプリ自体にパスワードを設定する方法の解説を終わります。
メールアドレスとパスワードを登録しておく
LINEの乗っ取りやなりすましを防いで安全に使用するので、メールアドレスとパスワードを登録しておきます。
メールアドレスとパスワードの登録方法は、LINEアプリで設定画面を開き「アカウント」を押します。
下の画面のようにメールアドレスとパスワードの設定画面が表示されます。それぞれの項目を押すと、登録画面が表示されます。
もし電話番号を変更したとしても、メールアドレスからLINEにログイン可能なようになります。
安全性を高める設定
ここでは、よりLINEの安全性を高め、乗っ取りやなりすましを防ぐ7つの設定をご解説します。セキュリティ対策を強化して、LINEの乗っ取りやなりすましを防ぎましょう。
トーク内容の通知を非表示にする
LINEのセキュリティーを強化するのでに登録内容の通知を非表示にします。トーク内容の通知を非表示にすると、スマホをロックしているときのLINEの通知・メッセージ内容が表示されず、「新着メッセージがあります」と表示されます。
送られてきた写真や動画のサムネイルを表示されません。
LINEのトーク内容通知を非表示に設定する方法は、まずLINEアプリで設定画面を開き「通知」を押します。
LINEの通知に関する設定画面が表示されます。下の画面赤枠「メッセージ通知の内容表示」をオフにします。
この設定で、乗っ取りやなりすましを防ぐことは可能でせんが、第三者にLINEのトーク内容がバレる可能性を大幅に下げてくれます。
他の端末での「ログイン許可」をオフにする
LINEの乗っ取りやなりすましを防いで安全に使用するので、他の端末での「ログイン許可」をオフに設定しましょう。
LINEアプリ自体にパスワードを設定すると、普段利用しているスマホ以外のスマホ・パソコンからのログインが不可能になります。自分自身のLINEアカウント情報を用いて第三者がLINEにログインするのを防ぎ、乗っ取りやなりすましが難しくなります。
LINEで他の端末でのログイン許可をオフにする設定方法は、まずLINEアプリを開きLINEの設定画面を表示します。
「アカウント」押すとLINEアカウントに関する設定画面が表示されます。下の画面赤枠「ログインを許可」をオフにすることで設定が終了します。
パソコンの自動ログインをオフにする
第三者からのLINEログインによる乗っ取りやなりすましを防いで、安全に使用するので、パソコンの自動ログインをオフにします。
普段スマホでLINEを使用していて、パソコンの自動ログインをオフに設定すると、パソコンでのLINEログインに毎回パスワードを要求されます。
あなたのパソコンから、勝手にLINEの内容を見られることを防げます。パソコンのLINE自動ログインをオフにするには、まずパソコンでLINEアプリを開きます。下のLINEの画面赤枠「、、、」を押します。メニューが表示されるので、「設定」を押します。
LINE基本設定の画面が表示されます。下のLINE画面「自動ログイン」のチェックを外し、パソコンのLINE自動ログインをオフに設定します。
「メッセージ受信拒否」をオンにする
LINEのセキュリティーを強化するのでにメッセージ受信拒否をオンにします。メッセージ受信拒否をオンにすると、友達以外からのメッセージの受信を拒否することが可能です。
メッセージ受信拒否をオンにするには、LINEアプリを開き、LINEの設定画面→「プライバシー管理」を押します。
下の画面赤枠「メッセージ受信拒否」をオンにすることで、LINEのメッセージ受信拒否設定は終了です。
「ID検索の許可」をオフにする
初期状態では、LINE ID検索は許可に設定してあります。オフに設定して、LINEを安全に使用する方法をご解説します。
まずLINEアプリを開き、下の画面赤枠1「友だち」を押します。つぎに赤枠2「歯車マーク」を押します。
LINE設定画面が表示されるので赤枠「プロフィール」を押します。この設定画面では、LINEのアカウント情報からアプリの設定までチェック・変更が可能です。
LINEアカウントのアイコン、名前、ステータスメッセージ、BGM、LINE ID、マイQRコード、誕生日、LINE Profile+の設定画面が表示されます。
下の画面「ID」に表示されている文字列があなたのLINE IDです。
赤枠「IDによる友達追加を許可」をオフに設定すると、正しいIDで検索されても、検索結果に表示されません。もちろん、友だち追加もされない為、LINEを安全に使用可能です。
「友だちの自動追加」をオフにする
LINEの友達自動追加とはスマホの連絡先と同期して、LINEを使用しているアカウントを自動でLINEの友達に追加する機能です。
難点なのが、身に覚えの無い人に友達追加されたり、LINEの連絡先を教えたく無い人も友達追加されてしまいます。その対策として、LINEの「友達自動追加」をオフに設定します。
「Letter Sealing」をオンにする
LINEのレターシーリングとは、メッセージの送信者と受信者以外は内容を解読できないよう設計された通信暗号化方式です。
レターシーリングは、もしLINEのサーバーが攻撃されたとしても、メッセージの内容が解読されないよう設計されています。レターシーリングをオンに設定すると、トーク画面で下の赤枠のように表示されます。
トーク履歴はこまめにバックアップをとっておく理由
LINEを利用していると、容量を圧迫していきます。トーク履歴はこまめにバックアップをとることで、快適にスマホを使用可能です。また、間違えてトークを消してしまってもバックアップをとった時点までのトークは保持されるので安心です。
「友だち追加」の設定に注意
LINEを安全に使うため、友達追加の設定に注意しましょう。気を付ける点とその方法をご解説します。
アドレス帳同期で友だち追加しないようにする
アドレス帳を同期設定にしていると、スマホのアドレス帳に登録している会社の上司や取引先など任意でない友達追加が行われてしまいます。LINEのセキュリティ強化や、LINEアカウントを知られたくない相手を友達追加しない対策方法をご解説します。
友達自動追加機能を使用するには、LINEアプリを開いて下の画面赤枠1「友だち」を押します。つぎに赤枠2「人型マーク」を押します。
LINE設定画面が表示されるので赤枠「友だち」を押します。この設定画面では、LINEのアカウント情報からアプリの設定までチェック・変更が可能です。
LINEの友だち・友だち追加に関する設定画面が表示されます。自分自身のスマホアドレス帳と同期して友だち自動追加しない為に、下の画面赤枠「友だち自動追加」をオフに設定します。
これで、LINEのセキュリティ対策・強化のためにアドレス帳同期で友だち追加しないようにする方法のご解説を終わります。
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電話番号で友だち追加されないようにする
相手がアドレス帳とLINEを同期設定にしていて、相手のスマホのアドレス帳にあなたの電話番号が登録されている場合、任意でない友達追加が行われてしまいます。
会社の上司や取引先の相手など、LINEのアカウントまでは知られたくない相手の一人二人はいるのではないでしょうか。
LINEのセキュリティ強化や、LINEアカウントを知られたくない相手に友だち追加されない対策方法をご解説します。
友達自動追加機能を使用するには、LINEアプリを開いて下の画面赤枠1「友だち」を押します。
つぎに赤枠2「人型マーク」を押します。
LINE設定画面が表示されるので赤枠「友だち」を押します。
この設定画面では、LINEのアカウント情報からアプリの設定までチェック・変更が可能です。
LINEの友だち・友だち追加に関する設定画面が表示されます。
相手に電話番号から自動で友だち追加されない為に、下の画面赤枠「友だちへの追加を許可」をオフに設定します。
これで、LINEのセキュリティ対策・強化のために、電話番号で友だち追加されないようにする方法のご解説を終わります。
ID検索で友だち追加されないようにする
LINEの友達に、怪しいアカウントにID検索で友だち追加されたことはありませんか?LINE IDの変更は一切できない為、簡単な文字列で設定してしまった場合、LINE IDを推測されて勝手に友だち追加されてしまうことが原因です。
ここでは、LINE ID検索で友だち追加されないようにする方法をご解説します。まず、LINEアプリを開き下の画面赤枠1「友だち」を押します。つぎに赤枠2「歯車マーク」を押します。
LINE ID検索で友だち追加されないようにするのでに、LINE設定画面が表示されるので赤枠「プロフィール」を押します。
LINEアカウントのアイコン、名前、ステータスメッセージ、BGM、LINE ID、マイQRコード、誕生日、LINE Profile+の設定画面が表示されます。
下の画面赤枠「ID」に表示されている文字列があなたのLINE IDです。友達にLINE IDを教えるときは、この文字列を伝えてLINEアカウントを友達登録してもらいましょう。
赤枠「IDによる友達追加を許可」をオフに設定します。これで、LINE ID検索であなたのアカウントが検索結果に表示されることはありません。
これで、LINEのセキュリティ対策・強化のために、ID検索で友だち追加されないようにする方法のご解説を終わります。
QRコードを更新する
LINEでのQRコードは、QRコードの読み取りでLINEの友達設定可能な機能です。
SNSにはこのQRコードを公開して友だちを募集している方がいらっしゃいます。また、友達にQRコードを送ることもありますよね。
1回公開してしまったQRコードの悪用を防ぐ対策として、QRコードを更新する方法をご解説します。まず、LINEアプリを開いて下の画面赤枠1「友だち」を押します。つぎに赤枠2「人型マーク」を押します。
LINEの友達追加に関するメニューが表示されます。下の画面赤枠「QRコード」を押します。
QRコードリーダー画面が表示されます。
もし自分自身が相手のQRコードを読み込む場合、この画面から行います。スマホ内にQRコードの画面を保存している場合、「ライブラリから読み込む」を押します。
相手に自分自身のQRコードを読み込んでもらいたい場合、「マイQRコード」を押して自分自身のQRコードを出します。
ここでは、QRコードを更新するのでに、下の画面赤枠「マイQRコード」を押します。
下の画面赤枠1「v」を押します。メニューが表示されるので、赤枠2「QRコードを更新」を押して終了です。
これで、LINEのセキュリティ対策・強化のために、QRコードを更新する方法のご解説を終わります。LINEを安全に使用するので、1回誰かに送ったQRコードは友だち追加後すぐに更新するようにしましょう。
つながりたくない人をブロックする
LINEのブロックとは、LINEアカウントを個別に完全拒否する機能のことです。つながりたくな人は、ブロックで拒否してしまいましょう。LINEでブロックするやり方をご解説します。
LINEの個別の相手に対してのメニューが表示されます。下の画面赤矢印「ブロック」を押します。ブロックすると、友だち一覧に表示されず、メッセージが送信されても受信することはありません。
相手にLINEのブロックが表示でバレることはありませんが、相手が送信したメッセージに既読が付かないままだとバレることがあるようです。
これで、LINEのセキュリティ対策・強化のために、つながりたくない人をブロックする方法のご解説を終わります。
友だち以外からのメッセージを拒否する
LINEを安全に使うために、友だち以外からのメッセージを拒否する機能があります。その設定方法をご解説します。まず、LINEアプリを開き下の画面赤枠1「友だち」を押します。つぎに赤枠2「歯車マーク」を押します。
LINEで友だち以外からのメッセージを拒否するのでに、LINE設定画面が表示されるので下の画面赤枠「プライバシー管理」を押します。
LINEプライバシー管理に関する設定画面が表示されます。この画面では、LINEの乗っ取りやなりすましを防ぐための、「パスコードロック」の設定が可能です。
ここでは、LINEで友だち以外からのメッセージを拒否するのでに、下の画面赤枠「メッセージ受信拒否」をオンにします。
これで、LINEのセキュリティ対策・強化のために、友だち以外からのメッセージを拒否する方法のご解説を終わります。
LINEの危険性、その仕組みと過去のトラブル対応
乗っ取りやなりすまし被害などLINEの危険性や、その仕組みと過去のトラブル対応をご解説します。
友だちを割り出す仕組みは?(アドレス帳による友だち自動追加)
LINEの友達自動追加をオンに設定していると、スマホの連絡先に登録している電話番号を基に自動でLINEの友達追加が行われます。
LINEが勝手に友達追加を行う場合、この設定がオンになっています。LINEの連絡先を知られたくない相手も友達追加されてしまうので、使用方法を間違えると少々厄介な機能です。
トークや通話の暗号化(レターシーリング)ってなに?
LINEのレターシーリングとは、メッセージの送信者と受信者以外は内容を解読できないよう設計された通信暗号化方式です。
レターシーリングは、もしLINEのサーバーが攻撃されたとしても、メッセージの内容が解読されないよう設計されています。レターシーリングをオンに設定すると、トーク画面で下の赤枠のように表示されます。
アカウント乗っ取り事件と2段階認証
LINEのアカウントを乗っ取り、なりすまして友達にメッセージで電子マネーを要求するという事件がありました。
電子マネーを要求された側からすると、相手のアカウントは友達であるため、騙されてしまうそうです。
このような、LINEアカウントの乗っ取りやなりすましを防ぐためにも2段階認証機能があります。
LINEのアカウントで、電話番号変更を行おうとすると認証コードの記入が必要になります。
トーク画面流出騒動とクローンiPhoneによる同時アクセス封じ
不倫のニュースで、流出したLINEのトーク画面を見られた方も多いのではないでしょうか。
別のスマホで、アカウントにログインされたことが原因のようです。
同時アクセスは、アカウント共有時にはメリットになりますが、個人で利用してる場合には別端末での「ログイン許可」をオフに設定しましょう。
18歳未満のLINE ID検索を制限
LINE ID自体の設定は、誰でも可能です。しかしLINE ID検索は青少年保護の観点から18歳未満は使用できないようです。
またLINE ID検索の使用は、18歳以上の方も契約キャリアでの年齢チェックが必要になります。
まだ年齢チェックがされてない場合、LINE ID検索画面でそのメッセージが表示されます。
18歳以上の場合は、画面に従い年齢チェックを行うことでLINE ID検索の使用が可能になります。
青少年のLINEトラブルへの啓蒙活動
LINEは、使用規約で異性との出会いを目的とする使用を禁止しています。
青少年が誰でも使用可能な掲示板で、IDを交換することで見知らぬ人と出会い、トラブルに発展するパターンを未然に防ぐ青少年保護のため、ID検索使用を制限しています。