LINE TAXI(ラインタクシー)
LINE TAXIは、LINEアプリから近くにいるタクシーを呼べるサービスです。リリース当初は東京23区周辺のみだった対応地域も徐々に全国に広まり、現在も拡大を続けています。
主な特徴は2つ。1つは、地図上で乗車位置を指定するだけで、近くのタクシーを自動的に検索して呼んでくれること。色々なタクシー会社と提携し、GPSで近くの空車を常に検索。なかなかタクシーが通らない、電話をかけられないといった状況でも、それほど時間をかけずにタクシーを呼べるのです。
もう一つは、LINE Payでの支払い。LINE TAXIを使用するにはLINE Payへのクレジットカード登録が必要なのですが、これによりタクシーの車内で財布を出すことなく支払いを済ませることが可能です。スムーズな呼び出しと支払いで、便利にタクシーが使用可能です。
LINEタクシーを使うための使用登録
LINEアプリのその他タブでLINE servicesを開き、LINE TAXIを選択。ここから、LINEタクシーを使用していきます。
ただし階層が深いので、使うたびにこの操作をするのは面倒。そこで、LINE TAXIのメニューでホーム画面に追加を押すと、スマホのホーム画面にすぐにLINE TAXIにアクセス可能なショートカットを設置可能です。
支払い用のクレジットカードを登録(LINE Pay)
LINEタクシーの支払いには、LINE Payへのクレジットカード登録が必要です。使用可能なのはVISAおよびMasterです(JCBは使用不可になりました)。
LINE TAXIを開くと、まず配車依頼のマップ画面が立ち上がるので、画面上部の「ホーム」ボタンをタップ。
ホーム画面でLINE Pay管理を選びます。
登録を押して、必要事項を記入します。
「カードスキャン」を使えばカメラで自動的にカード番号を読み取れるので、記入の手間が省けます。
続いて、6ケタのLINE Payパスワードを設定。チェックと合わせて2回記入します。Touch ID(指紋認証)を使用することも可能です。
記入が終わったら、登録をタップ。
これで、LINEタクシーでの支払いに使えるLINE Payへのクレジットカード登録が終了です。
ユーザー情報を登録する
クレジットカードを登録すると、ユーザー情報の登録に移動します。
氏名(全角カナ)と電話番号を記入し、使用規約などをチェックしたら同意して登録をタップすれば終了です。
今後これらの情報を変更したい場合は、LINEタクシーのホーム画面で登録ユーザー情報からおこなえます。
タクシーを呼んで乗車する
用意が整ったら、実ときにタクシーを呼んでみましょう。
乗車位置を決定する
LINEタクシーを開く、もしくはLINEタクシーのホーム画面で配車依頼を押すと、現在地周辺の地図が表示されます。
地図をピンチ・スワイプ操作で動かして、乗車位置をピンで指定します。動かし人は、ピンが画面中央に固定されているので、地図側をそれに合わせるイメージ。ピンが動かないので初めは戸惑うかもしれませんが、直感的な操作は慣れればとてもスムーズです。画面上部の検索窓を使えば、住所や建物名などを指定することも可能です。
近くに空車がある場合、マップ上にタクシーアイコンで記されます。これはリアルタイムで更新され、道路をタクシーが移動している様子が観察可能です。
またピンを移動すると、「空車車両非表示の注文可能エリアです」「このエリアは現在サービス対象外です」と表示されることがあります。
サービス対象地域に関しては現在拡大中ということもあってか、まとまった発表がされておらず、その地域が対象かどうかはこの地図上で確かめるということになります。
乗車位置をおおよそ選びたら次へ進むをタップ。さらに拡大された地図が表示されるので、細かい位置を指定可能です。
場所が決まったら位置を決定を押します。
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最終チェックとクーポン適用
タクシーを呼びたい位置が決まったら、依頼内容のチェックをします。今回(東京都内)は迎車費用が410円かかりました。
なお割引クーポンがある場合、ここでクーポン番号を記入します。内容に問題なければ提供に同意して依頼を押します。
割引クーポンは、「LINE TAXI」のLINE公式アカウントなどで不定期に配布されています(下記の公式ページからアカウントを友だち追加可能です)。
配車依頼から乗車まで
配車依頼が始まります。
「キャンセル」ボタンが表示されているのは、依頼ボタンを押してから5秒間。それ以降にキャンセルしたい場合は、タクシー会社に電話をして直接キャンセルするということになります。
配車手続きが終了すると、LINEにメッセージが届きます。
届いたメッセージの詳細を見るを押すと、自分自身自身自身とタクシーの現在地、出発地点が表示されます。位置情報は15秒ごとに自動更新されるほか、押して手動で更新することも可能。タクシーがどこにいるか、常にチェック可能なわけです。
また無線番号とは、タクシーの車体の横に書いてあるナンバーのこと。来たタクシーが自分自身自身自身の呼んだものかどうか、これによって確かめるというわけです。ただ、周りにタクシーがいる場合にはLINEタクシーを使用することは少ないと思いますから、無線番号でまで確かめなければならない事態はそう多くないと思います。
タクシーが出発地点に近づくとメッセージが届きます。これなら、道路脇でずっと待っている必要はありません。
実ときに使用してみると、到着予定時刻ちょうどにタクシーが到着。交通量が多く、タクシーも頻繁に行き来する通りだったのですが、ドライバーが車の外で待っていてくれたため、無線番号と合わせてすぐに見つけられました。
支払いと降車、履歴のチェック
目的地に着いたら、そのままタクシーを降りるだけ。領収書が必要な場合はドライバーに声をかけましょう。財布を出すことなく降車するのはなんだか気が引けるような思いはありましたが、急いでいる時や荷物が多い時でもスムーズに移動可能なため、ありがたいシステムです。
タクシーを降りてちょっと経つと、LINE PayとLINE TAXIから決済終了のメッセージが届きます。
どっちからも決済の詳細がチェック可能なほか、LINE TAXIのほうでは「よく乗車する場所」への追加や、同じ出発地点での再依頼がおこなえます。
「よく乗車する場所」に登録しておけば次回以降、同じ場所から使用する時に便利です。
LINEタクシーの使用費用
LINE TAXIからタクシーを呼んだからといって、通常の乗車と同じメーター運賃以外に特別な費用がかかることはありません。ただしタクシーに迎えに来てもらうため、タクシー会社やエリアによっては「迎車費用」がかかります。