SIMロック解除
SIMカードには、契約者の識別番号やメールアドレス、携帯電話番号などが登録されています。キャリアはこのカードによって契約者を特定し、費用を請求しています。以前は「SIMロック」と呼ばれるルールがあり、端末を買ったキャリアとSIMカードの発行元が一致していないと、通信サービスを使用可能でせんでした。
しかし、それでは利用者がキャリアや端末を自由に選べないという消費者観点から、総務省は2010年に「SIMロック解除に関するガイドライン」を策定。2015年5月からSIMロックの解除を義務化しました。これによりSIMロックを解除すれば、たとえばソフトバンクで買ったスマホで、ドコモやau、格安SIMなどを使うことも可能になりました。
SIMロック解除の受付条件と気を付ける点
SIMロックを解除するには、My Softbank(オンライン)あるいはソフトバンクショップ(実店舗)で手続きをおこないます。My Softbankでは無料ですが、ソフトバンクショップを使用する場合、手数料として3000円(税抜)が必要となります。
解除後も変わりなく通信サービスを使えますから、「解約直前にしなければならない」といった心配もいりません。また、SIMロックを解除しただけで解約ともなりません。解約したい場合には、別途ソフトバンクショップなどでの手続きが必須となります。
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SIMロック解除に対応する機種
すべての機種がSIMロック解除可能なわけではありませんが、下記のモデルがいずれもSIMロック解除に対応(SIMロック解除機能を搭載)します。
iPhone:iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus
iPad:iPad(第6世代)、10.5インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad(第5世代)、9.7インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代)、iPad mini 4
スマートフォン:HUAWEI Mate 10 Pro、Xperia XZ2、AQUOS R2、HUAWEI nova lite 2、DIGNO J、シンプルスマホ 4、AQUOS sense basic、Android One S3、Xperia XZ1、AQUOS R compact、Xperia XZs、AQUOS R、HTC U11、AQUOS ea、DIGNO G、Xperia XZ、STAR WARS mobile、AQUOS Xx3 mini、503LV、シンプルスマホ3、DIGNO F、Xperia X Performance、AQUOS Xx3、AQUOS Xx2 mini、AQUOS Xx2、Nexus 6P、Xperia Z5、AQUOS CRYSTAL 2、AQUOS Xx、Xperia Z4、Galaxy S6 edge
タブレット:Lenovo TAB4、MediaPad M3 Lite s、Lenovo TAB3、MediaPad T2 Pro、Lenovo TAB2
ケータイ:DIGNO ケータイ2 for Biz、DIGNO ケータイ2、Simply B、AQUOS ケータイ2、DIGNO ケータイ for Biz、DIGNO ケータイ、かんたん携帯9、AQUOS ケータイ、かんたん携帯8、COLOR LIFE 5 WATERPROOF
モバイルデータ通信:604HW、Pocket WiFi 601HW、Pocket WiFi 602HW、Pocket WiFi 501HW
2015年4月までに発売された製品は、ソフトバンクショップでのみSIMロック解除を受け付けており、SIMロック解除手数料の3000円を支払う必要があります。
自分自身でSIMロック解除する場合(無料)のやり方
上述のように、SIMロックを解除する前に必ず対象機種であることをチェックしてください。また念のため、事前にiPhoneのデータバックアップをとっておくのもアリと思います。
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My SoftBankにアクセス
My SoftBankにアクセスし、SIMロック解除の手続きに入ります。受付時間は9時から21時までとなっています。
My SoftBankにログインしたら、メイン画面で契約チェックをタップ。
次の画面で下にスクロールし、「関連メニュー」の項目にあるSIMロック解除手続きを選びます。