インスタグラムの広告が表示される仕組み
インスタグラムでは、スマホアプリやウェブサイト上での検索履歴など利用者の行動を元にして、利用者の興味のあるものに近い広告をコンピュータが選択して載せる「ダイナミック広告」というシステムを使用しています。
掲載場所は「フィード」「ストーリー」「発見タブ」の3カ所で、どれもユーザー名の下に「広告」と書かれています。
アプリ版Instagramでは広告の完全消去はできない
インスタグラムの広告は、普通投稿(フォロワーの投稿)3~4本につき1本という割合で出てきてしまうため、ストレスに思う人も多いと思います。
結論から述べてしまうと、インスタグラムのiOS/Android版アプリではこれらの広告をまとめて非表示にするやり方は存在しません。
その代わり、特定の広告を一つずつ非表示にする方法があります。詳細については後述します。
Web版Instagramなら広告は表示されない
上で書いたとおり、アプリ版インスタグラムでは、すべての広告を一括で非表示にするやり方はありません。
この点、Web版インスタグラムを使えば広告がまったく出てこず、ストレスなくインスタグラムを見ることができます。
まずはiPhoneやAndroidスマホ、またははPC(パソコン)でSafariやChromeなどのブラウザからWeb版インスタグラムへ接続します。
スマホでWeb版にアクセスしようとすると、自動的にアプリ版インスタグラムが出てくることがありますが、そのようなときは検索画面で該当のURLを長押しから新しいタブで開くを選べば、ウェブ版へのアクセスができるようになります。
アプリ版では表示される広告が、Web版ではまったく表示されなくなります。
PCでも同様にに、Web版インスタグラムでは広告が表示されませんでした。
アプリ版Instagramで特定の広告を非表示にする方法
インスタグラムのiOS/Android版アプリでは、特定の広告を今後出さないようにする機能が存在します。
広告の数が減るわけではありませんが、非表示にした広告を再び眼に入れずに済みます。
フィードに表示される特定の広告を非表示にする
フィード投稿、発見(検索)タブで表示される広告のうち、特定のものを非表示に設定する方法です。
まず、今後非表示にしたい広告の右上にあるメニューボタンを押して広告を非表示にするを選択します。
次の画面で「この広告を見たくない理由」から該当するものを選択すれば終了です。
今後、非表示設定にした広告が再表示されることはないですが、広告の数が1つ減ったわけではなく、別の広告が代わりに出てくるようになります。
広告に明らかな虚偽や暴力、性表現が入っているときには広告を報告から報告する理由を選択し送信しましょう。
インスタグラム側の判断次第では、その広告(広告主)に対して警告や広告の表示を禁止するといったことがとられるでしょう。
なお、報告は匿名で送られます。
ストーリーに表示される特定の広告を非表示にする
インスタのストーリーに出てくる広告も、フィード・発見タブと同じように個別で非表示することが可能です。
ストーリーで流れてきた広告の右下にあるメニューボタンから広告を非表示にするを選びます。
次に、非表示にしたい理由を選択すれば終了です。
今後、非表示にした広告が再表示されることはありませんが、広告の数が減ったわけではなく、代わりに他の広告が出てくるようになります。
ストーリーの広告は、指で左右どちらかにスワイプさせれば読み飛ばしが可能です。
すぐに広告をスワイプして次のストーリーを出せば、広告へのストレスもちょっとは軽減できると思います。
目次に戻る
スポンサーリンク
インスタ以外のサイト検索やアプリに基づく広告表示をOFFにする方法
最初に書いたように、インスタグラムの広告は、Web検索やアプリ使用などユーザーの行動を元にして選ばれた広告が表示されています。
例を挙げると、旅行に関するウェブサイトを見れば、ホテル、航空券販売などの旅行に関係しているような関連広告がインスタグラム上に出てきます。
こうした広告表示の設定をオフにすれば、インスタグラム以外で自分の行動を元にした広告の表示を消すことができます。
ただし、設定はインスタグラムの姉妹サービスであるFacebook上でする必要があります。
インスタグラムとFacebookを連携させる必要があるので、インスタとFacebookのアカウントを紐付けたくない人は気をつけてください。
手順1:インスタグラムとFacebookを連携させる
まずはインスタグラムとFacebookの連携を終わらせておきます。
プロフィール画面右上のメニューボタンからアカウント→リンク済みのアカウントを押します。
インスタグラムとリンクできるサービス一覧が出てきたら、Facebookを押してリンクを選んでください。
この時点でFacebookのアイコンに色(青色)がついているときは、すでにFacebook連携が終了しています。
次のステップへ進みましょう。
次の画面でログイン→◯◯としてログインと進めば終了です。
Facebookのアイコンが青くなります。
手順2:Facebookで広告設定を変える
続いて、フェイスブックの広告表示設定ページへ接続します。
ログインを求められたときは、先ほどインスタグラムでリンクさせたFacebookアカウントでログインしてください。
広告設定を押して、パートナーからのデータに基づく広告へと進みます。
画面右下の次へと進んで、「パートナーからのデータに基づく広告を表示」の項目で「許可する」をオフにした状態から保存すれば終了です。
インスタグラムによれば「広告の表示数は変わらないが、広告の関連性が低くなる可能性がある」としていて、別のウェブサイトやアプリの使用とは関係のない広告が出てくるようになります。
ただ実際には、Facebookからの広告設定をしていてもしていなくても、出てくる広告の内容(ジャンルなど)はほとんど変わりません。
設定の反映にはある程度時間を掛かるのかもしれません。